
俺ガイル2期 第9話。
本心を打ち明けた八幡たちは、クリスマスの何たるかを知るために・・・。
以下感想
いざゆかん夢の国へ
本心を打ち明けた八幡たちは、クリスマスの何たるかを知るために・・・。前回の一件、冷静に思い返すと恥ずかしすぎて死にたくなる。
新たな黒歴史に悶え苦しむごみーちゃんを小町が一喝する。
彼女も言うとおり今さら八幡の性格が変わるわけないし、
八幡もそんな自分の性格を気に入っていたはず。
そして今さら新たな傷を負ったところでそれがどうしたという話。
にしても小町ってまだ中学生で受験生という複雑なお年頃なのに、
陽乃さんや平塚先生に匹敵するスペックの高さですよねぇ。
で、約束通り雪乃と結衣が合同イベントを手伝ってくれることになるものの、
例のあの会議はあの雪乃を持ってしても一筋縄ではいかないらしい。
そのことを知った平塚先生は、クリスマスの何たるかを教えるため、
八幡たちをかの名高い夢の国へとご招待。
なんかもう平塚先生には「クリスマス」という単語自体が残酷すぎますねw
てなわけで奉仕部+いろは+葉山たちというよくわからないメンツで、
もはや何目的かも定かではない夢の国の探索がはじまった。
夢の国パワーもある程度は働いていたことでしょうけど、
前回の一件のおかげか雪乃と結衣は久しぶりに本調子に戻った、
というか以前よりも踏み込んだ話をしてくれるようになった。
特に雪乃の自分語りはこれまでの彼女の心境を補完する内容でもあった。
八幡は自分とは違うのだとよくわかっていたからこそ、
いろいろなことを期待しては相手と自分に失望しちゃってたのでしょうね。
何はともあれ奉仕部の面々が元通りに戻ってよかったよかった、
・・・だけでは決して終わらないところがこの作品のにくいところ。
葉山はある意味八幡以外の誰に対しても一歩引いた態度ですし、
どれだけ楽観視してもいろはに勝算なんかありっこないのですが、
それでも告白を強行したのはそれだけ彼女が弱っていたって証拠でしょう。
葉山も葉山で少しぐらい救いの手を差し伸べてくれればいいのですけど、
それができるほど器用で余裕のある人間ではないのは周知の事実ですしね。まとめ
てなわけで今回は楽しい楽しい夢の国デート。
2期ではこれまで心休まる暇のない、しんどい展開の連続でしたから、
今回みたいな話はなんかこう胸に染み渡りますよねぇ。
思い返せば1期では、例えばテニス回みたいな完全な息抜き回、
あるいは今回みたいな基本楽しい雰囲気の話が基本だった。
あちらはあちらでちょっと冗長だったよなぁと思っていたわけですが、
なるほど、何事もさじ加減が大事といったところでしょうか。
で、次回からいよいよ合同イベントのキーパーソン、いろはについてでしょうか。
この合同イベントだけなら、極論、彼女は今のままでもいいのでしょうけど、
八幡たちより一学年下の生徒会長ということで、
いつまでも八幡におんぶにだっこというわけにはいかなくなる。
しかしこの手の女の子を精神的に自立させるというのは尋常じゃなく難しそう。
- 関連記事
-
にほんブログ村