![やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 第1巻(初回限定版)(渡 航書き下ろし文庫小説・サントラCD同梱) [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/513k9zYc9sL._SL160_.jpg)
俺ガイル2期 第7話。
個人でいろはの手伝いを行う八幡に対し、雪乃は・・・。
以下感想
気遣い
個人でいろはの手伝いを行う八幡に対し、雪乃は・・・。いつものことながら八幡と雪乃に気を遣いまくりな結衣。
さすがの彼女も八幡がいろはの手伝いをしていることに気づいていた。
しかし八幡の意思を尊重し深く干渉しない方針を選んだ模様。
人並み以上に空気が読めて気遣いができるところが結衣の美点。
なので彼女の選択を責めるつもりは毛ほどもないのですけど・・・。
八幡と雪乃は結衣に感化されておかしくなったんじゃないかと思わなくもないです。
問題の合同クリスマスイベントは案の定何の進展もなし。
強いて言えば意識高い系が本当に小学生を召喚したという変化はありますが、
「みんなで考えよう」と言いながらその小学生たちは完全放置という有り様。
今さらながら、コイツらは意識高いわけではなく意識高いフリをしているだけで、
その実、「意思決定」というトップの責務から逃げているだけ。
独り善がりな独裁者とは方向性は真逆ながら同等かそれ以上にクソですねw
そんな上辺だけで中身がまるでない環境に、
八幡が千葉村で出会った少女、鶴見留美が現れたのもまた運命か。
同じくいろはといい、結衣といい、そして雪乃といい、
問題を"解決"せず"解消"しかしてこなかった八幡の行動の被害者とも言える。
これまで肝心な部分を先送りにしてきたツケが一気にきたってカンジか。
まぁその責任を八幡一人が背負うのはおかしな話なのですが。
これまでの八幡と雪乃は客観的に見れば仲良しとは呼べない間柄。
しかしながら、「自分を決して偽らない孤高の存在」
「上辺じゃない本物の絆を尊ぶ存在」同士、見えない糸で結ばれていた。
それが今ではかつての在り方を忘れてしまってこの有り様。
頭が良くて理想が高すぎる人間に、この世界はあまりにも生きにくい。
2人共あまりにも純粋すぎて、不器用すぎて、見てられないですよねぇ・・・。まとめ
てなわけで今回は合同クリスマスイベント編の中盤。
お互い大切なものを守ろうとしたが故にその関係は崩壊をむかえる。
なんともやるせない展開に胸が痛くなる一話でした。
で、そういう暗い展開が続いているからか、
例のバカ丸出しな意識高い系会議が異彩を放って超面白いですねw
イベント準備の進捗といい、奉仕部の関係といい、
どちらももはや八方塞がりで詰み間近に思えますが、
実は割と簡単なことで芋づる式に解決できてしまうはず。
ただし現状の登場人物たちのスタンスではその手には到底到達できない。
なので外部からの干渉、引き金が必須となってくるわけですが、
その役割を残る誰が担うのかに注目ですね。
- 関連記事
-
にほんブログ村