ストライクウィッチーズ2 第5話 私のロマーニャ

ストライクウィッチーズ2　第5話。
ルッキーニはローマの街である少女と出会います―――。
以下感想

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買出し

芳佳はシャーリーとルッキーニと共にローマまで買出しに行くことに
トゥルーデの欲しいものは妹クリスにプレゼントするカワイイ服
ホントに妹、そして芳佳には甘いですね。

ペリーヌはガリア復興のために自分の給料や貯金を全額寄付しているらしいです
影ですごく苦労してたのにそんな素振りを全く見せないペリーヌ、
まさに貴族、そしてウィッチの鏡ですね！

リーネちゃんが買出しに行くのを断ったのは、
シャーリーの運転がとてもスリリングだから
芳佳には真相を伝えず自分だけ助かろうなんてさすがはリーネちゃん！

ローマでの買出しの途中、
ルッキーニは黒服の男たちに囲まれた一人の女の子を助けます
少女の名はマリアといい、
彼女はローマで生まれたのにこの街のことをよく知らないらしいです。
ルッキーニが軍資金を全額持っていなくなってしまったため、
芳佳とシャーリーは困ってしまいます。

故郷を守るために

ルッキーニはマリアを連れてローマの街を観光することに
そしてルッキーニは残りの買出しに使うはずの軍資金を全額使いきってしまいます。
マリアはともかく、小さな子供たちにまでおごりまくるなんて
計画性がなさすぎるだろｗｗ

ネウロイがローマに出現
ルッキーニは祖国であるロマーニャを守るため、いつもよりも俄然やる気。
芳佳、シャーリーと連携して見事ネウロイを撃墜しました。

マリアに「怖くはないのですか？」と聞かれたルッキーニは、
「ネウロイやっつけないとロマーニャがなくなっちゃう」と答えます
それを聞いたマリアは自分がなすべきことに気づいたようです。

軍資金を使い込んだルッキーニには当然罰が与えられます
ルッキーニのせいで食料を買ってくることはできなかったのですが、
その代わりロマーニャ公国第一公女マリアから感謝を込めたお礼が
第501統合戦闘航空団に届きました。

まとめ

今回マリアが言っていた「ノーブレス・オブリージュ（高貴な義務）」とは
"身分の高い者はそれに応じた社会的責任と義務を負わなければならない"という
ヨーロッパ社会における考え方らしいです。

おそらくマリアは公女として責務を全うしなければならないことに恐怖を抱き、
家を抜け出しローマの街に逃げ込んだのでしょう。
しかし「故郷を守りたい」という純粋な思いだけで危険な戦いに挑むルッキーニを見て、
マリアは人々の上に立ち、人々を守るために尽力する決心がついたんでしょうね。
故郷やそこに住む人々のために寄付を惜しまないというペリーヌも、
ノーブレス・オブリージュの精神を見事に貫いていますね。

ノーブレス・オブリージュなんて権力者ならむしろできて当たり前。
この当たり前ができない愚かな権力者たちが国や世界を腐らせていくんですよね。

今回はあのルッキーニが主役だというのにとても深くていいお話でした！