![やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 第1巻(初回限定版)(渡 航書き下ろし文庫小説・サントラCD同梱) [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/513k9zYc9sL._SL160_.jpg)
俺ガイル2期 第5話。
小町の手助けを受け、八幡が奉仕部の問題解決に向け行動を起こす。
以下感想
大義名分
小町の手助けを受け、八幡が奉仕部の問題解決に向け行動を起こす。八幡の救難信号を聞きつけ、一時ケンカ状態だった小町が一肌脱ぐことに。
結衣と同じく奉仕部を守るために動きたかった八幡が内心欲していたのは、
「ワガママな妹のため」という大義名分。
八幡といい雪乃といい、本当に超絶面倒くさいひねくれ方をしているなぁw
そんなひねくれぼっちの思考を完全に理解しつつ、
人並み以上の社交性も持ち合わせているという、
小町のハイスペックっぷりには心底驚かされます。
小町と同じく八幡の理解者である材木座、
さらには小町の呼びかけで集まった戸塚と川崎も交え、
八幡と小町は奉仕部が抱える問題を解決するための方法を考える。
「雪乃と結衣の奉仕部残留」と「いろはからの依頼の完遂」
この2つは矛盾しているようで実は全然そんなことなかった。
前々から言っていますが、「自分なりのやり方」に固執するあまり、
3人とも真に注目するべきことがまるで見えてなかっただけなんですよねぇ。
奉仕部が抱える問題を一挙に解決する方法とは、
「表面上は生徒会長を嫌がるいろはのことを説得する」
生徒会長を務めるにはちょっぴり自信がなく、ぶっちゃけ面倒くさい。
だけど同時に自尊心のカタマリみたいな存在のいろはにとって、
「1年生で生徒会長」というブランドイメージはこの上なく魅力的でもあった。
八幡の気持ち悪い謳い文句でコロっと落ちるあたりがその証拠ですね。
ただし、決め手となった署名の偽造においては、
いろはも雪乃も結衣も「あえて騙されてくれた」感がありましたけど。
こうしていろはが生徒会長となり、雪乃も結衣も奉仕部を辞めずに済んだ。
しかし雪乃は今回の八幡とは真逆で、
「本当にやりたいことをやる大義名分を八幡に奪われた」状態となり、
もう一人の依頼主である城廻先輩はやっぱり奉仕部による生徒会運営を期待してた。
ようやく八幡が自身を直接的に貶めることなく問題解決できたってのに、
それでもなお疑念と後悔に苛まれるとか八方塞がりすぎるだろ・・・。まとめ
てなわけで今回は生徒会選挙編のクライマックス。
小町の手助けを借り、八幡が本来の奉仕部らしく、
これ以上はないであろう最適解を導き出したのですが、
そこには予想だにしない地雷が隠されていたという驚きのオチでしたね。
八幡とは違い小町みたいな理解者がいないところが雪乃のツラいところか。
雪乃にとって陽乃さんがその理解者に当たるわけなのですが、
あの人の場合やり方に難がありすぎますからねぇw
今回の一件で奉仕部内の関係性はある程度修復されたことでしょうけど、
これを機にまたしても雪乃の態度がおかしくなってしまいそうな予感。
この点については次の依頼で悪戦苦闘する内に向き合うこととなるのでしょうね。
- 関連記事
-
にほんブログ村