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SHIROBAKO 第14話。
「第三飛行少女隊」のオーディション会議。
以下感想
キャスティング大戦争
「第三飛行少女隊」のオーディション会議。監督にとっては「耳がウネウネしてくる」声優オーディション。
しかし本当に大変なのはその後に行われるキャスティング会議であった。
人気作に新人声優は無謀、歌えない声優は問題外、大切なのは見た目。
声優には知名度がなきゃ作品にも人気が出ないって言い分は、
自分が推してる作品に自信がないと白状しているようなもの。
キャラソンもイベントにしたって所詮はアニメ本編の二の次だろうよ。
本当に大切な演技力やキャラとの相性を無視した、
こういう政治的な争いこそが作品をダメにしちゃうんだろうなぁ・・・w
ムサニに新たに加わった制作進行、平岡。
長所は顔の広さ、短所は強引なところ、というのが自称で、
業界歴5年で人脈豊かであることを鼻にかける男。
肩書きやネームバリューばかりにこだわりそうな嫌なヤツっぽいですねぇ。
まぁさすがにあのタローよりはちゃんと仕事してくれそうですけどねw
ムサニ内では「ディーゼルさん」として一定の知名度があるみどりは、
ムサニから正式に、「三女」の「設定制作」として雇われることに。
美沙も別会社に移り、そこで「三女」の制作に関わることとなったっぽい。
しかししずかは、惜しくも「三女」のオーディションに落選する。
まさか大学生のみどりにまで置いてけぼりにされてしまうとは・・・。
才能と実力があって努力も惜しまないというのはあくまで前提条件でしかなく、
それプラス運やコネにも恵まれないと決して成功できない。
あのキャスティング会議を見た後だとより一層そう思えてきます。まとめ
てなわけで今回は「第三飛行少女隊」のオーディション会議。
大の大人が支離滅裂なことを言い合う会議が超滑稽で超面白かったですw
いつもスポンサー側のワガママに振り回され疲弊させられているのであろう、
この作品の制作陣が溜め込んでいる鬱憤がひしひしと伝わってきますねww
まぁスポンサー側もスポンサー側で、自分たちの利益を上げるため、
なりふり構っていられないのもわかりますけど。
彼らがあんなバカげたことを声高に主張できるのは、
「演技力を無視したキャスティングで成功"できてしまった"」
という前例があるからに違いないのでしょう。
この点については我々視聴者側もある程度鑑みるべきなのかもしれません。
ちなみに私個人の声優に対するスタンスは、
「キャラに合ってさえいればあとはゴリ押しだろうとなんだろうとどうでもいい」
強いて言えば歌唱力に関しては、作品のクオリティに直結することが多々あるので、
ある程度は重要なのかもしれないなぁと思っています。
キャスティングも決まり、「三女」の制作も徐々に本格化してきたってカンジ。
扱いにくそうな(業界歴では)先輩の制作が新たに加わり、
じきに右も左もわからない新人制作もここに加わってくる。
そして最も身近な存在であるはずの同期があのタローとw
これからあおいは、こういった扱いにくそうな面々に、
的確な指示を与え舵取りしていく術を身につけていく必要がありますね。
まぁすでに「他人を乗せる術」に長けた彼女ならなんとかなりそうかな。
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