天体のメソッド 第12話 円盤のない街

天体のメソッド　第12話。
円盤が、ノエルが消えた世界で、乃々香は・・・。
以下感想

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失くしてしまった大切なもの

円盤が、ノエルが消えた世界で、乃々香は・・・。

時間は第1話冒頭、乃々香が引っ越してくるところまで遡る。
乃々香が引っ越してきた霧弥湖町からは円盤がいなくなっていた。
円盤(ノエル)が来なかったため、柚季はプロ市民になっていませんし、
ついでに怪獣さんも瀕死の状態になっていない。
これだけ観れば円盤が来なかったことで万事解決とも思えるのですが、
同時に汐音も早々に引っ越しを済ませてしまっている。
これじゃ結局乃々香たちの願いが叶ったとは言えないのでしょうね。

そしてこの世界で円盤がいたことを覚えているのは乃々香のみ。
前回のノエルの涙を忘れられない乃々香は、
残る3人に円盤のこと、ノエルのことを必死になって聞き出そうとするが・・・。
3人にしてみれば乃々香の頭がおかしくなったとしか思えないだろうし、仕方ないか。
それでも3人とも、ノエルのことを思い出せないながらも、
何か引っかかるものが心の奥底に残っているみたいですね。

もし自分までノエルのことを忘れてしまえば、本当にノエルがいなくなってしまう。
それを危惧して記録を残す、半ば諦めムードの乃々香の前に・・・。
まぁ汐音は円盤がいた頃からも相当クレイジーでしたもんねぇｗ
執念深い汐音ならきっと覚えていてくれているだろうと信じていましたよ！
にしても街を離れていた乃々香と汐音だけがノエルを覚えていたとなると・・・、
霧弥湖町に記憶障害を引き起こす謎電波が発生していたとか？ｗ
あぁでもそれじゃ乃々香父がノエルを忘れていたことの説明がつかないか。

まとめ

てなわけで今回は円盤が、ノエルがいない世界について。
乃々香同様、ノエルがいなくても上手く回っている世界に絶望しっぱなしでしたが、
最後の汐音の登場でまさしく一発大逆転、これには大興奮でした。
これまでは異常に頑固者で余計なことしかしなかった汐音も、
ここにきてようやくいい仕事をしてくれそうな予感がしますね。

一人だけなら「すべて夢だった」といずれ諦めてしまうでしょうけど、
これが二人になると話はまったく変わってくる。
あとはこの二人を起点にもう一度失くしてしまったものを取り戻すのみ。
ノエルのあの笑顔がもう一度観られるものだと信じていますよ。