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結城友奈は勇者である 第十一話 情熱

結城友奈は勇者である 2 [Blu-ray]

結城友奈は勇者である 第11話。
大切な友達のため、勇者部部員、三好夏凜が立ち上がる。
以下感想

勇者部五箇条

大切な友達のため、勇者部部員、三好夏凜が立ち上がる。

「これが、世界の真実の姿」
友奈は東郷さんの口と自身の目から、
世界の真実と彼女がそれに絶望して行ってしまったことを知る。
一番の友達でありながら東郷さんに何もしてあげられなかった。
そのことに強い罪悪感を覚えた友奈は勇者へと変身できなくなってしまう。
それに加えて、今、友奈が勇者として戦うことは、
東郷さんが苦しみ抜いた末に出した結論を真っ向から否定することになる。
そのことを本能的に気づいているから一層変身できなくなってしまったのでしょう。

まるで前々回からの虚脱状態から抜け切れていない風を庇うかのように、
樹は無数のバーテックス相手に必死に戦い続けていた。
これまで頼りっぱなしであった姉と並んで歩けるような存在になる。
歌手という夢も元をたどればその望みに行き着くわけで、
樹にとっては今の状況こそが一世一代の踏ん張りどころってカンジなのでしょう。
そしてそんな樹の姿を見て風もまた息を吹き返す。
樹の願いと同様、風もまた妹を守れる存在であり続けるというのが、
彼女にとっての生きる目的の一つなのでしょうね。

東郷さんのことで打ちひしがれる友奈を見て、
夏凜は「大赦の勇者」としてではなく「勇者部の一員」として立ち上がる。
大赦から派遣された正式な勇者なだけあって、
そこに「満開」の力が合わさるとそりゃもう強いったらありゃしない。
第5話で唯一何もしていない役立たず扱いしちゃってマジでゴメンナサイ。
実力といい気概といいにぼっしーこそ最強で最高の勇者でしたよ。
しかし大赦の道具から脱した、その代償がこれほど大きなものになろうとは・・・。
やはりこの世界そのものが根本的に間違っているとしか思えないです。

夏凜が多くを失ってまで戦ったのは、自身を救ってくれた友奈への感謝の思いから。
そんな夏凜の言葉を聞いて変身できなくなっていた友奈は復活。
風と樹を退け、バーテックスを引き連れ神樹へ向かう東郷さんの前に立ちはだかる。
「満開」もしていないのにあの戦闘力+あの風格。
今の友奈さんなら第5話同様、この状況すらもゴリ押しで解決してしまいそう。
ヘタすりゃにぼっしーの二番煎じで終わる可能性もありますが、果たして・・・。

東郷美森と鷲尾須美

前回と今回を見て思った、東郷美森の行動原理についてのまとめです。

まずは10話のコメント返信が遅れていることを謝罪しておきます。
大分熱くなりすぎていたので少し冷静になって考えをまとめるため、
あと私の中にあったいくつかの疑念の答えに核心が持てるまで、
この11話を視聴するまで返信を控えていたという次第です。
(純粋に忙しすぎて手が回らなかったってのもあるのですけど)
余裕があれば後ほど10話のコメントのほうにも返信をしていくつもりです。

前回から私の中にあった疑念というのは、
「なぜあれほど理性的であった東郷さんがこれほど極端な選択をしたのか?」
それと「なぜこれほど視聴者間で意見の食い違いが起きたのか?」です。
で、その答えは今回の夏凜を見てようやくハッキリとわかりました。
「今の彼女は『勇者部の東郷美森』か『先代勇者の鷲尾須美』か?」
すべてはその捉え方の違いということで説明がつくと思います。
(以下、「彼女」という単語は東郷さんのことを指します)

コメントで頂いた意見は「東郷さんの行動は勇者部の意思をないがしろにしている」
これについては反論の余地なく正しい意見であると思っています。
そしてその結果、名実ともに勇者部の一員となった夏凜があんな状態に。
これはもう勇者部失格と批難されても仕方ないでしょう。

しかし彼女を「勇者部の一員」ではなく、
「かつて『鷲尾須美』であった少女」とすると、
彼女の行動はやはり到底否定しがたいものであったと、私は今でも思うわけです。
かつて仲間であった園子は身動き一つとれない状態で飼い殺しにされている。
そして自身は当時のことを思い出せないまま、再び食い物にされている。
これだけでも情けなくて許せなくて十二分に発狂してしまいそうなものですが、
「自分たちの犠牲だけじゃこの悲劇の連鎖は終わらなかった」
このことへのどうしようもない悔しさが一番の決め手となったのでしょうね。
ヒントは前回も出てきた「私一人だけが生贄ならまだよかった」というセリフです。

つまりは「自分や園子をここまで陥れた世界と大赦への怒りに加え、
先代勇者として悲劇の連鎖を止められなかったことへの無力感と罪悪感が、
彼女をあそこまで追い詰めてしまった」ってことです。
そもそもにして、(彼女の視点からすれば)彼女と他の勇者部の面々は、
まったく同じ立ち位置にいるというわけではないんですよ。
だからこそ真相に近づくにつれ彼女は徐々に勇者部から離れていき、
「悩んだら相談」という一見簡単なことさえできなくなってしまった。
これは彼女にとっては彼女一人で解決しなければならない問題だからです。

「バカみたいに長ったらしいな」と自分でも思うので簡単にまとめますと、
「東郷さんは勇者部の一員としては大いに間違いを犯したのだろうけど、
先代勇者の一人としてならむしろ正当な行いだよね」ってところです。

で、私はとにかく園子の境遇と大赦の対応に憤りを感じているので、
やっぱり東郷さんの行動には共感せざるを得ないという結論になります。

世界に絶望する少女の行く末は

最後に、今回の東郷さんについてと、予想されるクライマックスについて。

てなわけで前回に引き続きここまでは東郷さんへのフォローだったのですが、
じゃあ今回の東郷さんは個人的にはどうだったのかと言うと・・・、
激しくガッカリでしたよ。

あぁ、別ににぼっしーのことが原因というわけではないですよ。
そりゃキッカケをつくったのは疑いようもなく東郷さんですけれども、
これまでと違って勇者システムや世界の真相もすべて知った上で、
それでもにぼっしーが自分の意思で選択したことですから、
この件についてこれ以上追及することは何一つとしてないですね。
ただ単に東郷さんとは真逆の結論に至ったってだけのことです。

私が失望したのは「東郷さんが勇者部の面々を説得しようとしたこと」
まず第一にあの友奈たちを簡単に説得できると考えていたことが見通し甘すぎ。
次に、そもそも自ら話し合う機会と時間を放棄したくせに、
今さら理解を得ようとするその舐め腐った性根が激しく気に入らない。
理由はどうあれ個人の意思だけで人類を滅ぼそうとしているんだから、
大切な人から嫌われ恨まれ蔑まれることぐらい最初から覚悟しておけよと。
東郷さんならその程度当然のように覚悟してると信じていたから、
彼女の行動を肯定してたんだけどなぁ・・・。
でも終盤での「満開」、そこからの覚醒(闇堕ち)っぷりはすごくよかったです。
そう簡単に折られてしまってはこちらとしても立つ瀬がないわけでしたので。

これらの描写からも、今回の東郷さんは、
勇者部としての自分と、先代勇者としての自分との間を揺れ動いている。
終盤の様子からしてほぼほぼ後者に振り切ったようなカンジもしますね。
そこで勇者部五箇条の体現者である友奈の出番ですよ。
あのにぼっしーすら陥落させた友奈なら、
きっと東郷さんも勇者部へと連れ戻してくれるはず、というか十中八九そうなる。
(にぼっしーはさすがにちょっとチョロすぎでしたけどw)

そうなると最終回で注目すべきはやはり、
「友奈がどのような理由を掲げてこの世界を肯定するのか?ですが・・・。
これだけどうしようもない世界だと並大抵の結論では納得しようがない。
というかそれ以上に、友奈が勇者に憧れ勇者部五箇条を信条とする理由が、
最終回に至るまでまったく語られなかったことが致命的な問題ですね。
これがわからないことには友奈の理屈に説得力は感じられないでしょうから。

まぁ基本脳筋である友奈に「納得のいく結論を出せ」というのもムリな話w
なのでもう「『お前の考えが気に入らないから』ぐらいのシンプルな動機で、
ド直球かつ強引な告白で東郷さんを強引に説き伏せる。
あるいはごちゃごちゃやかましい東郷さんを力任せに殴り倒す。」
これらが友奈らしくていいんじゃないかと思いますww

で、「何一つ解決してないしこれからもどんどん不幸になっていくけど、
とりあえず勇者部は元通りに戻ったよ、みんなよかったね!」
というハッピーなのかバッドなのか判断の困る結末が一番納得いきそうかな。
こうなったらもうみんなで園子や夏凜の後を追うしかないんだろうなと。

まとめ

てなわけで自分でも引くぐらい長い感想となった今回。
大分脱線しましたが今回の見所はなんといってもにぼっしー無双。
「満開」の大盤振る舞いはものすごく盛り上がりましたけど、
同時にものすごく痛ましくもありました。
「誰もが嫌がることを率先してやる者こそが勇者」
勇者の定義をこれほどまでに重く感じるとは思いませんでしたよ。

ここからどのようなクライマックスに至るのかはわかりませんが、
確実に言えるのは「完全に納得のいくものはまず不可能だろう」ってこと。
そりゃできればハッピーエンドがいいのだけど、
かといってここまで盛り上げておいていきなり超展開をぶち込まれても・・・。
あと一話でどのような結末に落とし込むのか、激しく気になりますね。
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[ 2878 ] Re: 結城友奈は勇者である 第十一話 情熱
「私は生きたい。誰も(東郷さんも)死なせたくない」
生き物として、勇者として、友奈として、これ以上の理由が要るかな?

東郷さんは思い込んでしまってるけど、勇者システムがずっとこのままだなんて決まってないのよね。
少なくとも、三ノ輪銀の死によって改良され、鷲尾須美と乃木園子は(状態はともあれ)生きている。
ならいつか、欠損が回避でき、癒やされるシステムになる可能性だって否定出来ない筈。
いつの日かノーリスクで防衛できるようになり、神樹様の力が尽きるまで幸せに暮らせるかもしれない。
限りなく夢物語かも知れないが、決してゼロではない。

…夏凛ちゃん、せめて義輝介して意思疎通できる程度の救いは有るよね?
唯一喋れる精霊ってのが、きっと伏線だと信じてる…頼むわタカヒロw
[ 2014/12/21 11:11 ]
[ 2879 ] Re: 結城友奈は勇者である 第十一話 情熱
↑よく考えたら、発声は夏凛自身で可能だった…樹ちゃんのとトレードかw
[ 2014/12/21 11:20 ]
[ 2886 ] Re: 結城友奈は勇者である 第十一話 情熱
ちなみに大赦は悪い人達ではありません。外伝見たかぎりでは只の臆病者集団です。
勇者の対になるように設定されてるんじゃないかと思います。
ちなみに少女達を過酷な戦いに追いやっている後ろめたさのせいか実は勇者達に頭があがらなくなっています。だから今回の裏で園子に戦うのボイコットされても強くは言えませんでした。(ちなみに園子は東郷さんの味方でもありますが勇者部全体の味方でもあります。だから勇者部を信じて静観してます。)

友奈については日常部分を注意深く見る事をおすすめします。
本質はものすごい気配りの人と言うのがわかりますから。

アホの子で脳筋で不自然に前向きなのは場をなごます為の演技です。
実は大胆に見えて、ものすごく繊細な子です。

東郷さんのは只の暴走ですよ。(無理もないけど。)
あんな精神を破壊された状態では覚悟はきまりませんって。
覚悟というのはもっと落ち着いた精神状態で決まる者です。
[ 2014/12/22 04:55 ]
[ 2888 ] 名無しさん、コメントありがとうございます
> 「私は生きたい。誰も(東郷さんも)死なせたくない」
> 生き物として、勇者として、友奈として、これ以上の理由が要るかな?

おっしゃるとおり、生きたいと望むことは生き物としての本能です。
そこにこれ以上の理由はいらない、
だけど同時にこれ以上の理由は見つからないのもまた事実です。

> 東郷さんは思い込んでしまってるけど、勇者システムがずっとこのままだなんて決まってないのよね。

そしてこれまたおっしゃるとおり、その可能性は決してゼロではなく、
その可能性に賭けてみるべきなのではないかという言い分も理解はできます。

だけど勇者たちは今現在、死ぬよりも辛い苦痛にさいなまれている。
その苦痛から一刻も早く解放されたい、
解放してあげたい、と考えるのもまた、生き物として当然ではないでしょうか?
諦めるのはよくない、逃げるのはよくない、という小奇麗な言葉で、
苦しんでいる人から安易に逃げ道を奪うことのほうが悪ではないか?
というのが私の価値観です。


つまり私が言いたいのは、生きたいと望む意思と同様に、死にたいと望む意思にだって、
それを否定できるだけの理屈は友奈にだって用意できないであろう、ということです。
この2人の衝突は言わば本能と本能のぶつかり合い。
だから2人の考えは一方が正しくてもう一方が間違っているとか、
そんな二元論で語ることはできないんじゃないかと思うんですよ。

できればこんな価値観は、誰でも納得のいく"論理"にて全否定してもらいたい。
だけど論理ではなく本能で動くタイプの友奈ではそれはきっと叶わない。
「期待するだけムダ」と書いたのはそういう理由によるものです。
[ 2014/12/25 22:15 ]
[ 2889 ] サクさん、コメントありがとうございます
> 友奈については日常部分を注意深く見る事をおすすめします。
> 本質はものすごい気配りの人と言うのがわかりますから。

その点は当然承知の上です。
日常パートはもちろんのこと、
なにより今回の挫折も彼女が繊細な性格をしているからですしね。

先のコメント返信にも同じことを書きましたが、
「脳筋」扱いは彼女があくまで論理ではなく本能で行動するタイプであること、
「期待するだけムダ」というのは、東郷さんの考えを、
論理的には否定してくれないであろうことを指しています。
で、それはそれで別に構わないんですよ。
東郷さんの行動だって100%論理的なものではないのですから。

だけどこれでは、2人の考えに優劣をつけることができずあくまで対等止まり。
さらにもし友奈が、"自らの肉体を供物に捧げて"この場を収めたら、
それこそ2人は完全に同レベルになります。
「なるべく諦めない」という勇者部共通の思いを踏みにじった東郷さんと同じく
「友奈をこれ以上傷つけたくない」という東郷さんの思いを、
今度は友奈が踏みにじることなるのですから。
何度も繰り返しますが、勇者部を守ろうと立ち上がった友奈は決して間違ってはいない、
しかしそれならば東郷さんだって間違っていないんじゃないか?というのが私の意見です。

まぁでも勇者とは敵対者を力づくで屈服させてその正義を証明する存在。
「真の勇者」である友奈には、細かい理屈や意見の正邪は完全に無関係なのでしょう。
私も友奈はそれでいいと思っています。
[ 2014/12/25 23:28 ]
[ 2890 ] Re: 結城友奈は勇者である 第十一話 情熱
>そこにこれ以上の理由はいらない、
>だけど同時にこれ以上の理由は見つからないのもまた事実です。

…???
動物と違い、人には生きるための高尚な思想が必要、とか言いたかったり?

東郷さんが考えに考えた結論、故に、友奈もそうしろ(?)ってのは分からなくもないが、
結局は、シンプルで素直なのが真理。一番強い。

>だけど勇者たちは今現在、死ぬよりも辛い苦痛にさいなまれている。
>その苦痛から一刻も早く解放されたい、
>解放してあげたい、と考えるのもまた、生き物として当然ではないでしょうか?

…何度も言ってるような気もするが、それはエゴ。
そう思うこと自体は理解できるし同情もするが、それを独断で実行するとかさすがに視野狭窄過ぎる。
東郷さんが多数に肯定されないのは「行動」が斜め上だからであって「考え」自体が否定されている訳ではない。

「皆のため」と言いつつ、やっていることは思想の押し付けでしかなく、そこに「大切な人達」の意志は無い。
決定的に相手の意志を無視して押し付けられるそれは、善意からであっても肯定されるべきではない。
だから勇者部も視聴者の多くも納得させられていない。
…辛辣な言い方になってしまうが、
上から目線で「あなたはすごく不幸でお先真っ暗だから、私が一緒に死んであげる」
と言われて納得できる人がどれだけ居るのか…それが善意と愛情の果てだと分かっていてもね。

>諦めるのはよくない、逃げるのはよくない、という小奇麗な言葉で、
>苦しんでいる人から安易に逃げ道を奪うことのほうが悪ではないか?

希望を持つもよし、綺麗事と切って捨てるもよし。それは当人の自由。
が、あくまでも、その小綺麗な言葉の是非を判断するのは当人自身でなくてはならない。
他人に勝手に死を押し付けるのが許される道理はない筈。

>つまり私が言いたいのは、生きたいと望む意思と同様に、死にたいと望む意思にだって、
>それを否定できるだけの理屈は友奈にだって用意できないであろう、ということです。

この場合に関してなら出来る。
だって東郷さん一人で死ねるわけじゃなくて全員巻き込まれるんだから。
東郷さん一人の生死ならともかく、自分や世界中の命がかかってるのに理屈こねくり回す必要はない。
前回書いたとおり。

…そもそも今回は「生きたい」vs「殺してあげる」なので上記の対立軸にすらなっていないのだが。

確かに、好きに死ねない東郷さんは不憫だよ?
でも、現状ではどうしようもないのだから仕方がない。そう、理不尽で無慈悲だよ。
だからこそ、自分を止められる相手を、勇者部を説得しなければならなかった、ということ。
「他人など知ったことではない」で切り捨てるならともかく「皆(勇者部)のため」と言うのであればこそ。

「悩んだら相談」 つまり要点は全てここ。

…まあ東郷さんは、素直に「私、もう死んだ方がマシ!」とキレた方が余程良かったかもね。
それなら正真正銘東郷さんの気持ちをぶつけるだけでよかったし、
他人を排除した理屈には、友奈も理屈で対抗しなくては説得に苦労する筈。


何かとっ散らかったかもしれないが、まあこういう考え方もあるということで…
[ 2014/12/26 01:53 ]
[ 2891 ] 名無しさん、コメントありがとうございます
まずは前回から貴重なご意見ありがとうございます。
おかげでいろいろと考えることができ、大変勉強になりました。

中盤までの「思想の押し付け」はもうぐうの音も出ません。
「皆のため」を主張している以上、
その皆の意思を無視しているのは大いに間違っていますね。

> …まあ東郷さんは、素直に「私、もう死んだ方がマシ!」とキレた方が余程良かったかもね。

この一文で私自身ようやく気づいたのですが、
これまであれこれと屁理屈をこねてきましたが
(思い返すと屁理屈にすらなっていないただの戯言でしたが)
結局のところ「みんなの気持ちなんてぶっちゃけどうだっていい、
ただ自分がこれ以上みんなが傷ついていく様子を見たくないだけ」なんですよね。
で、東郷さんも間違いなく同じなんだと思います。

そんな自分本位な考えを「皆のため」という大義名分で隠そうとしていた。
これはなんとも醜くて浅ましくて邪悪な行いとしか言いようがありません。
これまで散々「小綺麗な言葉」をこき下ろしてきたってのに、
知らず知らずのうちに自分自身がそれを使っていたわけなのですから、
我ながら本当にバカだったなぁと恥ずかしくなってきます。


「なんだよコイツ、まだ懲りないのかよ」と思われても仕方ないのですが、
それでも意見を伺いたいことが一点だけあります。

> 「他人など知ったことではない」で切り捨てるならともかく「皆(勇者部)のため」と言うのであればこそ。

ならば逆に、他人を切り捨て「もう死にたい」という思いを主張した場合も、
やはり「どうしようもないから、仕方ないことだから」という言葉で、
片付けてしまえるものなのでしょうか?

こんな考え、一般的な倫理観からも、多数決の原理からも、否定されて当然ではある。
それを恐れて皆に「相談」をしないというのはやはり卑怯な行動なのでしょうし、
そもそも皆から考えを完全否定されると決まっていたわけでもない。
なので前提が変わろうが間違った行動であることに変わりないです。

そう頭では理解できているのですが、どうしても納得はできないんです。
それは「万が一にもこれ以上何かを失うなんて決して許容できないから」
なんかもうどうしようもないなぁと自分でも思うのですけどね。

> 動物と違い、人には生きるための高尚な思想が必要、とか言いたかったり?
> 東郷さんが考えに考えた結論、故に、友奈もそうしろ(?)ってのは分からなくもないが

上記を踏まえて、最後にこの質問に答えます。
東郷さんを"止める"だけなら「生きたい」という本能だけで十分すぎます。
だけど東郷さんを"守る"のであれば話がちょっと変わってくる。
「失うことへの恐怖を吹き飛ばしてくれる言葉」はまず絶対に欠かせません。
さらには欲を言えば「それを裏付けてくれる理由」があればなお良い。
だけど今の友奈はこの「理由」までは持ちあわせていないよね、という話です。

別にこの「理由」は高尚な思想でも考えに考え抜かれた論理でもなくていい。
もっと言えば「あればとても嬉しい」レベルなので、
それを持ちあわせていないからといって友奈を責めるつもりもありません。
さすがに友奈一人に多くを望み過ぎていると思えるからです。


最終的に東郷さんは、屁理屈を取っ払った感情論で友奈にぶつかっていくと思います。
その時に友奈がどのような行動と言葉で応対していくのかを楽しみにしています。
まぁ他にもアニメが溜まっており、かつ明日(日付が変わったから今日)も仕事があるので、
最終回の視聴と感想はしばらくお預けになりそうですけど。
[ 2014/12/27 00:57 ]
[ 2892 ] Re: 結城友奈は勇者である 第十一話 情熱
>ならば逆に、他人を切り捨て「もう死にたい」という思いを主張した場合も、
>やはり「どうしようもないから、仕方ないことだから」という言葉で、
>片付けてしまえるものなのでしょうか?

結果(影響)は変わらないので、周囲が止めるという構図自体は結果的には変わらないのだろう…が、
「他人を言い訳にする」東郷さんと、「自分に絶望する」東郷さんとでは、説得の難易度が段違いかな。

前者は「言い訳にされた身」としては「私はそうじゃないんだよ」と説き伏せる権利があるが、
後者に対して「彼女の哀しみ」そのものを否定する権利は誰にもないから…
却ってその訴えに心を動かされる可能性は前者より遥かに高いのではないだろうか。
あれだ、「一緒に死んであげる」と「一緒に死んで!」では似てるようで全く異なるというか。

東郷さんは頭がいい上に愛国者であり、自分の行動の意味が理解できていないわけがない。
それでも自滅行動に走る為には、自分の中に正当な理由がなければならない。
意識してかは分からないが、逃げ道を「仲間という存在」に形として求めてしまったんだと思う。
もうちょっと風先輩みたいにシンプルでよかった。
(…風先輩がバ○だと言っているのではないw)

>そう頭では理解できているのですが、どうしても納得はできないんです。

それ自体は問題ないかと。多分これ考えてる人は誰も納得は出来てないと思う。
ただ「人としては正しい」ではなく「間違ってると分かってはいても、納得出来ない」であるべきかな、と。

>だけど今の友奈はこの「理由」までは持ちあわせていないよね、という話です。

翻意させるに足る理由はあれど、心から安心させられるだけの理由が欲しい…確かに。
状況が状況だけに厳しいが、天然ジゴロ友奈ならきっと何とかw
[ 2014/12/27 05:46 ]
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結城友奈は勇者である 第11話
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[2014/12/21 08:10] アニメなので
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第11話 情熱 公式サイトから勇者部の、それぞれの想いが交わっていく。 迫りくる大量の小型バーテックス。その奥に東郷の居場所を発見して駆けつける友奈。友奈を追う夏凛。そこで東郷が壁を壊しているのを見る。 友奈を友達をこれ以上傷つけさせたくないから。東郷の後を追って世界の真実、壁の外の世界を見る。この世界にも、私たちにも未来は無い。バーテックスは無限に再生するから満開して戦い続けるしかない。大...
[2014/12/21 10:12] ぬる~くまったりと


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