![天体のメソッド 2(特装限定版) [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51c6Luj16tL._SL160_.jpg)
天体のメソッド 第10話。
幼き日の願いの行方を知った乃々香たちは・・・。
以下感想
ぶつかりあう願い
幼き日の願いの行方を知った乃々香たちは・・・。円盤が見えない場所に行っちゃうと大変なことになる。
乃々香はノエルを円盤の見える場所へと運んだ後、
ノエルの正体が「7年前に私たちが呼んだ円盤」だと柚季たちに伝える。
乃々香がこの情報を知ったのは
第3話という大昔。
全員にこの重要情報が共有されるまで随分と時間がかかったものだなぁw
柚季の都合の良すぎる手のひら返しには若干腹立たしいものがありますが、
これ以上話をややこしくされても面倒なのでまぁ別にいっか。
汐音が乃々香に何も語らず静かに転校しようとしていたのは、
ノエルが消えてしまう代わりに自分が消えてしまおうと考えていたから。
しかしそんな思いを一人で抱え込むのはさすがにツラかったらしく、
汐音にしては珍しくノエルのことを柚季たちに相談することに。
回り道したもののちゃんと報連相できた点は一つの成長と評価できますが、
当事者を疎かにして勝手に暴走してしまう点は相変わらずってカンジ。
これは柚季や湊太にも言えることですね。
「みんなと一緒に、いつまでもニッコリでいられますように」
この願いは元々は乃々香個人の願いであり、
ノエルも最初は円盤の役目としてこの願いを叶えようとしていただけでしたが、
今となってはこれはノエル本人の願いと言っても差し支えがない。
ノエルが願いの代償にいなくなってしまうのは大変悲しいことですが、
そのノエルの気持ちを無視してしまっては本末転倒でしかない。
お願いだからこれ以上ノエルを悲しませるマネだけはやめてくれよ・・・。まとめ
今回は乃々香たちが願いの成就がもたらす結末に気づいた一話。
視聴者目線だと「なんでお前ら今まで気付かなかったの?」って話なので、
物語としてはまるで進展したという気がしません。
まぁ不器用な少女たちのすれ違いがテーマの作品ですし、
このことに文句をつけるのはお門違いではありますね。
そんなこんなで物語もいよいよ大詰め。
「みんなでもう一度ニッコリしたい」と「ノエルと別れたくない」
"一見"相反する2つの願いに対し、乃々香たちはどのような過程を経て、
どのような答えを出し、どのように折り合いをつけるのかに注目ですね。
ノエルを含めた6人全員で納得のいく結論を出してもらいたいものです。
- 関連記事
-
にほんブログ村