
天体のメソッド 第5話。
7年前の約束を果たすため、乃々香が行動を起こす。
以下感想
約束の花火
7年前の約束を果たすため、乃々香が行動を起こす。「湖に花火を打ち上げる」
柚季のため、それ以上に自分自身のためにそう決意した乃々香は、
こはるや湊太の協力を得ながら計画を進めようとするが・・・。
それが簡単にできれば、そもそも柚季もあんな風になっていなかったはず。
で、そのことは乃々香もこはるも、そして柚季も理解できている。
それでも決して諦めようとはせず、喚き散らしたりもせず、
間違ったやり方に走ったりもしない乃々香の姿は、
今の柚季にとっては良いクスリとなったことでしょうね。
水坂兄妹が今のようにすれ違い続けるようになった原因。
夜中に家を飛び出した柚季を探そうとして湊太が大怪我を負ってしまった。
で、その時の負い目から逃げるため、
柚季はすべては円盤のせいであると円盤を恨むようになったと。
湊太の優しさが皮肉にも柚季を必要以上に追い詰めてしまったってオチ。
それでも7年間も自身の行いを素直に謝れなかった柚季が100%悪いですね。
柚季と汐音が乃々香を嘘つき呼ばわりする理由は、
7年前の円盤の出現と乃々香の引っ越しによって、
「一緒に花火を観る」という約束が永遠に果たせなくなってしまったこと。
しかし実際のところ、7年前の花火大会に、
約束通りやってきていたのは5人の内で乃々香一人だけであった。
まさか約束を破っていたのは自分たちも同じであったのに、
被害者ヅラして乃々香を一方的に責め立てていたとは・・・。
一体どういう精神構造してたらそんな身勝手に振る舞えるのでしょうね?ノエルによって乃々香が実は約束を守っていたことを知った柚季は、
ようやく涙ながらに乃々香やこはる、湊太に謝罪を述べる。
さらに花火大会廃止の原因である円盤(ノエル)が、4人に粋な演出を提供する。
約束を潰した邪魔者どころか、仲直りの真の立役者という有能っぷり。
完全な八つ当たりで恨み続けていた円盤(ノエル)にも、
柚季はいずれ正式に謝罪と感謝を述べるべきですね。
というかノエルにもちゃんと謝らない限り柚季を許す気にはなれません。
まとめ
てなわけで今回は柚季と乃々香、こはる、湊太の仲直り。
柚季があれほどまでに円盤を恨み続けていた原因、
柚季と汐音が乃々香を嘘つき呼ばわりしていた理由が、
予想以上にヒドすぎて激しくイラっとさせられました。
そしてその不快感を大天使ノエルが見事に帳消しにしてくれたと。
まぁいつも通りと言えばいつも通りですw
特に汐音と二人きりになった際のノエルが良かったですね。
そんなこんなで柚季との関係が修復されたところで、
次回からはもう一人の問題児である汐音との仲直りでしょうか。
それにはまずは汐音が抱える心の闇を知らねばなりませんが、
いかにもヤンデレズっぽい彼女の闇は相当にたちが悪そうな予感がします。
- 関連記事
-
にほんブログ村
柚季は精神の成長を止めてしまって年齢より幼く感じました。
あと戸川さんも心の時間を止めてるかもしれません。この二人は精神の成長を三人に置いて行かれてる感がします。