
天体のメソッド 第4話。
乃々香の正体に気づいた柚季は、円盤反対運動をさらに加速させ・・・。
以下感想
暴走する感情
乃々香の正体に気づいた柚季は、円盤反対運動をさらに加速させ・・・。乃々香が7年前のことを思い出し、柚季も乃々香の正体に気がついたことで、
前回の汐音に続き、今度は柚季が乃々香のことを引っ叩く。
またしてもわけもわからず徹底的に拒絶された乃々香は、
何とか事情を知ろうと柚季に近づくが、柚季は頑としてその事情を話そうとしない。
「無知は罪」という言葉通り「何も知らない」こそが乃々香の罪なのでしょうけど
本人が率先してその罪と向き合おうとしているのに、
その機会すら与えないってのはあまりにも理不尽でしょうよ。
乃々香と柚季の仲違いを自分のせいだと考えたノエルは、
まず乃々香に謝罪を述べ、その後約束通り本当に柚季の活動に協力する。
円盤の出現にしたって呼び出した乃々香たちに責任があるわけだし、
ケンカについても柚季や汐音が意固地すぎることが原因なわけだし、
ノエルは何一つとして、これっぽっちも悪くないはず。
自分の行動の意味をノエルなりにちゃんと理解しているところがなんとも・・・。
柚季の過激な円盤反対運動に頭を悩ませている、双子の兄の湊太。
2人は絶賛兄妹喧嘩中ですが、別に湊太は柚季のことを嫌ってはいない。
ただ共通の幼馴染であるこはるが、
柚季の巻き添えで周囲から変な目で見られることを看過できなかっただけ。
中学生にして留学を考えているだけあって、
柚季の兄妹とは思えないほど周りのことがよく見えていますね。
だったらもう少し柚季の行動をキツく咎めろよってカンジもしますけど。
後述のこはるの役回りは本来なら湊太が担当すべきことですから。
柚季の幼馴染であるこはるも、柚季を応援したい気持ちはある。
というか同じ思い出を共有する者同士、
できることなら率先して活動に参加したいとすら思っていそうにも思えました。
しかし土産物屋の娘というこはるの立場では、
完全に営業妨害でしかない柚季の行動を認めるわけにもいかなかった。
うんうん、ハッキリと事実を伝えてあげることもまた一つの優しさだよ。
めちゃくちゃツラい立場だったってのに本当によく頑張ったもんだよ。
まとめ
てなわけで今回はさらに苛烈さを増す柚季の行動と、
そんな柚季に対するノエル、湊太、そしてこはるの立ち位置について。
柚季が円盤によって被った被害はなかなかにヘビーな内容っぽいですが、
それを差し引いてもさすがに今回の柚季はちょっとなぁ・・・。
もはやキチガイとしか思えない活動内容に関しては、
「柚季にとってどうしても譲れない戦いなんだろうな」とまだ納得ができます。
本当に問題なのは、周囲には自分のことを理解しろと強要しているくせして、
当の本人が周囲の気持ちをこれっぽっちも考えようとしていない点です。そんな自分勝手な振る舞いで理解者なんか得られるはずがないだろう。
甘ったれるのもいい加減にしろよってカンジですね。
・・・まぁその柚季のヒドすぎる振る舞いが、
ノエルやこはるの天使っぷりを一層際立たせてくれたわけですけどw
他人を責めてばかりの柚季が自力でその過ちに気づいてくれれば一番ですが、
こうまで頭に血が登ってしまっていればその可能性は万に一つもないでしょう。
なので柚季と分かり合おうと再び立ち上がった乃々香に期待するっきゃないですね。
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要はおまえら兄妹もっと話しろって事です。素直な気持ち伝えあってれば柚季はああはならなかったような気がします。