結城友奈は勇者である 第三話 風格ある振る舞い

結城友奈は勇者である　第3話。
大赦から新たに派遣されたエリート勇者、三好夏凜。
以下感想

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五人目の勇者

大赦から新たに派遣されたエリート勇者、三好夏凜。

5体目の敵との戦いに、三好夏凜という名の新たな勇者が唐突に現れる。
夏凜の言葉によると、神樹は二重三重に万全を期しているらしい。
要は先遣隊である友奈たちを初号機とすれば、
そのフィードバックを活かして完成された夏凜は弐号機って話ですねｗ
でもこういう立ち位置のキャラって、最初はそれなりに強いんだけど、
いつの間にやらザコキャラに成り下がっているってのが常なんだよなぁｗｗ
それと夏凜が「二重三重」の二重だとすれば、
神樹にとって真の切り札である三重がまだ後に控えてるってことですよね。

エリートを自負するだけあって夏凜の心の壁はなかなかに厚い。
しかし友奈たち勇者部はそんなのお構いなしにグイグイ距離を詰めていく。
そしてプライドは高いものの素が流されやすい性分なのか、
気づけば夏凜も勇者部の雰囲気に乗せられつつあった。
事前に折り紙の練習してたり、ちゃんと15分前集合しようとしてたり、
なんだかんだでものすごく律儀ないい娘ですね。
あまりにもチョロすぎて今後のちょっと不安にもなってきますけどｗ

レクリエーションに参加するつもりで行動していたものの、
集合場所を間違えたのを機に、結局夏凜は友奈たちとの約束をすっぽかす。
しかし連絡の取れなくなった夏凜を心配して、
そして夏凜の誕生日を祝うため、友奈たちは夏凜の自宅へと突撃。
友奈たちが、夏凜が約束を破ったことを咎めるのではなく、
あくまで夏凜の身に何かが起きたのではないかと心配していたのがミソですね。
「人の善意を信用しよう」という姿勢がとっても勇者らしいと思います。

まとめ

てなわけで今回は五人目の勇者、三好夏凜の登場回。
新キャラの三好夏凜はテンプレ的エリートキャラではあるものの、
なかなかに張り合い甲斐がある、というかイジり甲斐のあるキャラ。
そんな夏凜を友奈たちが振り回しまくる様子が面白かったです。

新キャラ投入はテコ入れ目的に中盤で行うのが定石だと思うのですが、
この作品は3話目にして早々にそのカードを切ってきましたね。
第2話での四人目の覚醒といい、こうホイホイと勇者を増やされたとあっては、
この後に何人も退場者が出てしまうのではと予想せずにはいられません。
果たしてこの予想通り5人の中から誰かいなくなるのか、
それともここからさらに予想を裏切ってくるのか、が楽しみですね。