伝説の勇者の伝説 #003 複写眼（アルファ・スティグマ）

伝勇伝　第3話。
50人もの刺客に命を狙われたライナたちの運命は―――。
以下感想

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　悲劇と暴走　
シオンの正体はローランドの王子
フェリスの兄、ルシルは最初から何もかも知っていて、
その上でフェリスにシオンの手伝いをさせていたようです。

キファの正体はスパイ
キファはライナに自分と一緒に逃げようと誘いますが、
ライナは状況を理解することができません。
キファはライナに別れを告げ、魔法騎士団に向けて信号を出します。

エスタブールの魔法騎士団にシオンの部隊は襲撃を受けます
ライナは複写眼（アルファ・スティグマ）で騎士団の魔法をコピーし応戦しますが、
不意を突かれて騎士団に取り押さえられてしまいます。

ライナが目を覚ましたのは、
シオンとキファ以外全員殺されたあとでした
そして、シオンとキファにも騎士団の魔の手が迫ったそのとき、
ライナは複写眼（アルファ・スティグマ）の力を開放、暴走を始めます
様々な物質の構成を解析し、解除することが
複写眼（アルファ・スティグマ）の力のようですね。
暴走したライナは騎士団を皆殺しにし、
シオンとキファまで殺そうとしますが、
シオンに眼を塞がれたことによってようやく暴走が止まりました。

　やる気のあるヤツが戦争を始める　
事件後、ライナとキファは投獄され、シオンは戦争の英雄に
キファは人質に取られていた妹を守るために、
スパイという辛い役目を引き受けたようです。
しかし、キファの妹は随分前に殺されてしまっていました。
確かにコレじゃライナの言うとおり、
シオンの仲間たちは完全に無駄死にですね。
シオンがあの事件を自分の手柄にしたのが唯一の救いかな。

ライナは自分が投獄される代わりに、
キファを釈放するよう軍と取引しました
でも、色々とヤバイ裏事情を知ってるキファを
国が野放しにしとくとも思えないです。

シオンはライナが脱獄できるように手配しますが…
ライナはシオンの提案を拒否、
牢屋の中で昼寝王国の王様になることを選びました。

　まとめ　
"自分が力を振るえば、数多くの悲劇が生まれる"
ライナが常に無気力な理由がようやく理解できました。

強大な力を持つがゆえに世界に対し無関心であろうとするライナと、
世界を変えるために力を求め続けるシオン。
根っこのところが正反対の二人が
これからどういう関係を築いていくのかが楽しみです！

ライナの言うところの「やる気のあるヤツ」ってまんまシオンのことなんじゃ…。