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普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。 第9話。
今語られる、流川ガールズ誕生の裏側。
以下感想
この出会いは運命
今語られる、流川ガールズ誕生の裏側。流川ガールズ&魚心くんは、地元鉄道の創立100周年記念イベントに参加。
適材適所、全員が全員の役割を精一杯こなす中、
MC担当の縁さんが発熱によってキャラ崩壊を起こしてしまう。
縁さんの代わりを務めなければならないと気づいた際にはガクブルしてたのに、
縁さんの不調を見るやいなや、縁さんへの思いやりがMCの恐怖を凌駕してしまう。
そんな菜々子の心意気がなんとも感動的ですし、
これこそが縁さんが惚れ込んだ、菜々子が持つ魅力の現れでしょう。この仕事以降も熱が下がらない縁さんのもとへ、菜々子がお見舞いに向かう。
縁さんは元市長の孫娘で家の方針から高校入学後から一人暮らしをしている。
それに
第5話では将来は海外留学するであろうと言っていましたし、
真性のお嬢様であるが故に同年代に比べ自立を促される機会が多いのでしょう。
しかし発熱で情緒不安定となった際の縁さんは4人の中で一番幼くも見えた。
第2話でもそうでしたが、完璧に見えるけど実はそうではなく、
大人びて見えるけど実はそうではない。
そんな風に一人でムリしがちな縁さんには確かに菜々子が必要でしょうね。
菜々子と縁さんの初の出会いは
第1話のろこどる活動スタートの日ではなく、
菜々子がまだ中学生で、縁さんがまだ犬のお姉さんであった頃にまで遡る。
第4話で2人がゲリラライブを行ったデパート屋上こそが2人にとっての運命の場所。
そういえば第4話で縁さんはこの場所を懐かしそうにしていましたし、
第1回流川ガールズミーティングの会場に選んだのもこれが理由だったのかな。
それに今でこそ縁さん完全にガチ百合キャラを確立しているものの、
いくらなんでも初対面の相手にいきなり抱きつくなんてありえないわけで、
以上の理由からこのエピソードは伏線皆無の後付け設定ではないのでしょう。
見知らぬ他人のために自分のことを顧みず行動できる。
そんな菜々子の在り方にとても感銘を受けた縁さんはロコドル活動を始め、
第1話での菜々子との再会に至る、というのが流川ガールズ誕生の裏側。
菜々子も縁さんも言ってしまえば、キッカケ自体は「身内のコネ」なわけですが、
縁さんがロコドルに挑戦しようと心に決めたのは間違いなく菜々子の影響で、
逆に菜々子も縁さんがいたからこれまで心を折られずにロコドルを続けてこれた。
であれば流川ガールズが今こうしてあるのはやはり運命なのでしょう!
まとめ
てなわけで今回は縁さん回、流川ガールズ誕生の裏側について。
普通の女子高生だからこそ持ち得る菜々子の魅力と、
その魅力に惚れ込んだ縁さんがガチ百合の道を突き進むまでを描いた、
とてもハートウォーミングな素晴らしい一話でした!
風邪をこじらせてより百合をこじらす縁さんはいつも以上に魅力的でしたねぇ。
風邪が治っても百合っぷりは逆に悪化しちゃったみたいですがw
こうやって丁寧な補完をされると、第1話や第2話、第4話での、
これまでの2人の交流の場面が持つ意味がまた増えてきますね。
今からこれまでのエピソードを見返してみるとこれまでと違う見方が楽しめそう。
うん、めちゃくちゃな脚本の
前番組とはまさに雲泥の差ですねw
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