![Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ! 第1巻 [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51YxFjCoHKL._SL160_.jpg)
プリズマ☆イリヤ2期 第8話。
封印指定執行者、バゼット・フラガ・マクレミッツ。
以下感想
次なる「日常の破壊者」
封印指定執行者、バゼット・フラガ・マクレミッツ。娘たちの学園生活が気になるアイリお母さんは、
普通の学園生活を送るイリヤ&クロのことを年増2人と共に見守る。
他人(特にイリヤ)を振り回すことに定評のある年増2人ですが、
さすがに究極の自由人であるアイリの前では形無しでしたねw
で、ただの脳天気に見えて娘"たち"への愛情は人一倍なアイリと、
そのアイリに対しクロがようやく娘らしく振る舞うことができたところに感動です。
アイリの願いはただひとつ、イリヤとクロがこれからの未来を笑って過ごせること。
クラスカードの回収を目標としている年増2人に対してのこの発言は、
娘たちの日常を壊しかねない年増2人に対する牽制ってところでしょう。
ホント、ただの脳天気に見せかけて油断ならないお母さんですね、アイリは。
まぁこの牽制は凛はともかくルヴィアに対しては杞憂でしかなさそうですねw
コンビニデザートがマイブームとか、金持ちらしからぬ趣味趣向の持ち主だなww
お使い中の美遊を待つルヴィアのもとへ、招かれざる客が現れる。
襲撃者は魔術協会所属のバゼット・フラガ・マクレミッツ。
封印指定執行者という肩書については正直よくわからないのですが、
多分切嗣みたいに道理を外れた魔術師を狩ることを生業としているのでしょうね。
で、フリーランスの切嗣と違ってれっきとした魔術協会の人間らしいので、
切嗣と違って組織の意向を最優先とする、融通の効かない人物なのでしょう。
エーデルフェルト家執事オーギュストの手厚い歓迎、
魔術師が本領を発揮する武器庫でのルヴィアの本気、
さらにその2人を囮とした凛の奇襲。
バゼットの戦闘力はこれらの障害を圧倒してなお有り余るほど図抜けたもの。
今回披露したのは魔術を用いていたとはいえ結局はただの肉弾戦ですし、
バゼットにはこれ以外にも魔術礼装を用いた本命の魔術があるのでしょうね。
そしてそんなエーデルフェルト家の異変に気づいたイリヤたちは、
ルヴィアたちを難なく退けたそのバゼットと対峙することに。
今のイリヤがあのクロ以上の感知能力を持っていたのは、
イリヤ本来の魔術師としての素養によるものなのでしょうか?
まとめ
てなわけで今回は新たな敵、バゼット・フラガ・マクレミッツの登場。
第5話の時点から只者ではないとは思っていましたが、
エーデルフェルト家執事オーギュストの予想外な戦闘力と、
そのオーギュストを素手で封殺するバゼットの驚異的な戦闘力に驚きの一話でした。
Fate/Zeroのケイネスや時臣の印象が強すぎるせいか、
魔術師って基本的に研究畑の人間で荒事には不向きだと思っていたのですが、
戦闘特化の魔術師というのはここまで図抜けた戦闘力を発揮するものなんですね。
不幸中の幸いにも今回の被害者は年増2人と老兵1人だけだったので、
いたいけな幼女であるイリヤ&クロ、それと美遊は、
今のうちにこのバケモノから全力で逃げてくれってカンジだったのですが、
まぁやっぱりこの3人もバゼットとの戦闘は避けられないようですね。
なにせ彼女の目的はクロの中にあるクラスカードの回収らしいので。
クロと分裂した今のイリヤが英霊化を行えるかはわかりませんが、
最低でも美遊とクロの2人でサーヴァント2体分相当の戦闘力を実現するはず。
もしそんなイリヤたちに対してもバゼットが勝利できてしまうのなら・・・、
この女は正真正銘、人間の域を超えた規格外のバケモノということになりますね。てなわけで次回はバゼットの真の戦闘力に期待しています。
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>多分切嗣みたいに道理を外れた魔術師を狩ることを生業としているのでしょうね。
協会がサンプルとして目を付けた特殊な魔術や能力を「保護」の名目の元に幽閉するという令状が封印指定で、それを実行に移すのが封印指定執行者です
今回の場合、協会の一部勢力が、クラスカードを封印指定、もしくはそれに準ずるものとして回収を命じたという事ですね。
道を外れた魔術師の始末なども請け負っていますが、これには外道魔術師が聖堂教会の代行者に始末される前に、その研究成果や魔術刻印などを回収したいという協会の目論見があります。
切嗣の師匠ナタリアはフリーの封印指定執行者で、切嗣の父から回収した魔術刻印を協会に売る一方で、刻印の3割ほどは切嗣に継承させてくれました。
バゼットは、切嗣やナタリアのような絡め手ではなく、その戦闘力のみで数々の外道魔術師を狩って来た実力者です。
封印指定を受けることは魔術師にとって最高に名誉な事であり最悪に災難な事でもあると言われています。
本編の士郎の固有結界を基にしたチート投影魔術も、協会に知られたら封印指定されかねないとのこと。
切嗣の父も封印指定されていました。 彼の一族は時間を操る固有結界を継承していたんです。
本来なら大がかりな準備や儀式が必要なそれを、結界の発動範囲を自分の体内に限定することで自身の肉体速度を増減させるのが切嗣の「固有時結界」です。
また時臣が桜を養子に出した理由はFate/Zeroで雁夜に語っていたものの他に、桜のようなレアで強力な魔術の素質を秘めた子供が素人として育てられていることが知れたら、協会に封印指定され、最悪ホルマリン漬けの標本にされる恐れがあったからです。