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Free!2期 第9話。
地方大会、周囲から寄せられる期待と重圧に、遙は・・・。
以下感想
遙と宗介
地方大会、周囲から寄せられる期待と重圧に、遙は・・・。鮫柄では宗介との特訓によって急成長した似鳥がリレーメンバーに。
しかし肝心の宗介の「肩の故障」はかなり悪化しているみたい。
あの様子ではおそらく宗介の水泳選手としての命はもう終わっており、
凛とのリレーはそんな宗介の最後のわがままなのでしょう。
だから凛に故障のことを打ち明けようとせず、
あくまで強がり続けようとする宗介の気持ちはよくわかるのですけど・・・。
たった一人で大切な秘密を抱えたままというのは、
自身を信頼しメンバーへと選んでくれた凛の気持ちを裏切る行為でもある。
で、そんな状態では凛たちが理想としている「最高のチーム」は、
到底実現しないでのはないかなぁ、とも思います。
後々になって故障のことが明るみになり、凛と、それに当の本人が、
激しく後悔するようなことにならなければいいのですが。
県大会で驚異的な記録を叩き出した遙は、地方大会での個人種目において、
校長先生や大学のスカウトからも激しく期待を寄せられるようになる。
しかし自身の将来について目を背け逃げ続けてきた遙にとって、
周囲から向けられる期待の目はただの重荷でしかなく・・・。
まぁあくまで遙の個人的な問題だし、本人がそれでいいと本当に思うなら、
最後まで遙らしく好き勝手にやってればいいんじゃね?とも思います。
まぁ遙に敗れて地方大会に出場できなかった選手たちからしてみれば、
こんなのたまったものじゃないでしょうけどw
なので遙が試合を投げ出したことは別にどうとも思わなかったですし、
むしろ「気が乗らないから泳がない」というのはすごく遙らしいとさえ思いました。
その後の凛や真琴たちとのやりとりを見ると、
やっぱり今の遙にはちょっと問題があるかなぁと思えてきます。
遙は今回、あくまで自分らしさを貫くために、
自らを規定しようとする者達に反抗したつもりでいるのでしょうが、
その行動の根底にあるのは自分らしさや仲間たちへの頑なな執着であり、
フリーを信条とするかつての遙からは程遠い有り様ですね。少なくとも怜が憧れていた遙とはどこかが違うような気がしますし、
私自身、今の遙は一つの型に嵌ってしまったつまらない男だなぁと思います。
まとめ
てなわけで今回は地方大会での遙の葛藤について。
可能性を閉ざされたため仲間とのリレーにすべてを賭けることとした宗介に対し、
仲間とのリレーにすべてを賭けるために自らの可能性を閉ざすことを選んだ遙。
真実を仲間に隠し続ける宗介に対し、本心を仲間に打ち明ける遙。
そして叶わぬ夢を抱き続ける宗介に対し、夢という夢を抱けない遙と、
両者ともリレーに賭ける思いは相当なものであったのですが、
その境遇や行動はまったくと言っていいほど正反対なものでしたね。
そんな2人がすべてを賭けるメドレーリレーがどのような結末となるのか、
次回の展開が非常に楽しみとなってきました。
鮫柄には宗介の肩の調子がますます悪化している点に不安を感じますし、
岩鳶も今回の遙の振る舞いから全員が調子を崩してしまうのではと不安になります。
さすがに全国の舞台に駒を進められるのは良くて2校の内の1校であるろ思うので、
凛が個人戦にて全国出場が狙える鮫柄がやっぱり敗退しちゃうのかな?
となれば次回は特に故障を隠してリレーに挑む宗介にスポットが当たるのでしょう。
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