Free!-Eternal Summer- 8Fr 変局のロコモーティブ!

Free!2期　第8話。
真琴は岩鳶スイミングクラブのコーチを務めることに。
以下感想

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コーチング

真琴は岩鳶スイミングクラブのコーチを務めることに。

真琴は持ち前の人の良さから、期間限定ながらコーチとなる。
目前に迫った地方大会といい、避けては通れない進路のことといい、
今の真琴にそんなことしてる暇なんてあるの？ってカンジですが、
それらに向けて、一度自身の泳ぎのルーツを振り返ることも大切かもしれませんね。
にしてもリニューアルしたてとはいえスイミングクラブは随分な盛況っぷりですね。
一時は潰れてたというのがまるでウソのように思えてきますｗ

そんな真琴コーチの今の悩みは、水を恐れている教え子、
中学時代の同級生、鴫野の弟をどうすれば泳げるようにしてあげられるのか？
かつてはこの子と同じように、海にトラウマがあった真琴は、
自身の経験から編み出した指導で、見事この子から水への恐怖心を取り除く。
リレー形式なら泳者一人につきっきりでサポートできるし、
他の子たちとの仲間意識から泳げた時の達成感も倍増する。
うん、やっぱり真琴にはスイミングクラブのコーチが天職ですね。
真琴自身コーチを辞めることを随分と名残惜しそうにしていましたし、
こりゃ真琴の将来の方向性は完全に固まったのかな。

一方、宗介もがむしゃらに自主練を続けている似鳥のコーチを買って出る。
今現在リレーメンバーでない似鳥を指導することは、
実力者である宗介にとっても鮫柄にとってもさしてプラスにはならないはず。
それでも宗介に芽生えたこの仲間意識が、
地方大会での彼の泳ぎに大きな影響を与えるのでは？
とこの段階ではそんなことを思っていました。

宗介が不器用な似鳥を観ていられなかったのは、
少なくともかつて宗介は水泳選手の命である肩を故障していたから。
そして鴫野の回想からして今もまだその肩は完治していない様子。
となれば遙や凛と違って推薦の話もおじゃんになっている可能性すらありますし、
そうでなくとも水泳選手の頂点を目指すことはもうできないのかもしれない。
言われてみればこれまでの水泳シーンでも、
宗介のケガを示唆していたような描写がいくつかあったような気がします。
そして宗介が個人種目に出場せずリレーのみの参戦してきたこと、
もっと言えば凛のいる鮫柄に転校してきたこと、そして遙を毛嫌いしていること、
これらの言動についてもすべて辻褄が合いますね。

まとめ

てなわけで今回は真琴回。
スイミングクラブのコーチとして子供たちの相手をしている様子から、
真琴の魅力であるおおらかさ、人の良さを存分に堪能できる一話でしたね。
それと真琴と自分に妙に馴れ馴れしいかつての同級生に対し、
あからさまに嫌そうな態度を示す遙がとても遙らしかったですねｗ

次回は今回肩の故障が発覚した宗介、そして遙回でしょうか。
宗介のこれまでの言動に込められていた本当の思い、
そしてそれを知った際の遙や凛の心境に注目です。