アルドノア・ゼロ 第1話。
2014年夏アニメ感想第5段は、
虚淵玄&あおきえいのオリジナルロボットアニメ。
以下感想
宣戦布告
火星の姫君の犠牲が引き金となり、火星人類の地球侵略がはじまる。人類が火星への進出に成功した世界が舞台。
宇宙移民が古代文明という途方も無い力を得て、
地球に住む人類とは一線を画する存在を名乗るようになる。
そして詳しい動機は不明ながら地球への侵略活動を開始する。
とまぁここまではロボットアニメで割とよくある設定ですね。
地球と火星は15年間休戦という名の仮初めの平和を維持し続けてきた。
しかし地球では到底勝ち目のない相手とわかっていながらも、
すべての学生たちに故郷を守るための軍事教練を行わせていた。
一方の火星ではごく一部を除いて侵略活動がやりたくてウズウズしていた。
宇宙移民にとって争い事以外ろくな娯楽もないでしょうし、
手に入れた力を何かにぶつけてみたいという気持ちもわかるにはわかります。
それを差し引いても貴族連中のあの選民思考は激しく気に入らないですけど。
で、そんな地球と火星の仮初めの平和は、
地球慰問を行っていた火星の姫君が襲撃を受けたことで終わりを迎える。
地球と火星のパワーバランスを考えると、この襲撃が地球側の仕業とは思えない。
てなわけでこの襲撃は火星側の自作自演でしょうね、おそらくは。
好戦的な貴族連中にとって融和主義の姫は目の上のたんこぶだったでしょうし。
でもここでヒロインであろう姫がそのまま脱落とも思えませんし、
襲撃の犠牲となったのは彼女の変わり身を務めていた侍女ではないかと思います。
まとめ
てなわけでアルドノア・ゼロの第1話。
あの
Fate/Zeroを作ったコンビのオリジナルアニメということで視聴決定した今作。
内容自体はロボの出番もほとんどなく至って平凡だったのですが、
姫君襲撃からラストの地球侵略開始までの盛り上がり方がすごかったです。
いきなりものすごい数の犠牲者が出たあたりはさすがってカンジ。
あとは音楽がずば抜けて素晴らしかったですね。
今作に期待するのは当然ながらダークでヘビーな展開。
しばらくは圧倒的な力を持つ火星人類の侵略に苦しめられる地球人類、
特に矢面に立たされるであろう学生たちの絶望が見所でしょうか。
で、個人的に特に注目しているのは、そんな火星人類に対して、
地球人類側はただ為す術なく滅ぼされるだけなのか?ですね。
新人類を名乗る火星人類ですが、所詮は運良く力を得て勘違いをした愚か者集団。
主人公サイドには何らかの方法で連中の思い上がりを正してもらいたいものです。
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戦争の容赦なさを描いてくれそうなところに自分は割と期待してます。
スタッフは「王道のロボットアニメを目指す」という意気込みらしいです