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<物語>シリーズ セカンドシーズン 第恋話 ひたぎエンド其ノ陸

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<物語>シリーズ セカンドシーズン 最終話。
恋物語クライマックス。
以下感想

説得

貝木の蛇神騙しの結末は・・・。

貝木の蛇神騙しは早々に失敗、
撫子は最初から貝木のことも毛ほども信用なんかしていなかった。
自分のために自分自身さえも騙してしまうのが千石撫子という少女で、
そんな大嘘つきを騙そうというのがそもそもの間違いだった。
私自身も囮物語を観ておきながらそのことを完全に失念していましたよ。
それだけこれまでの蛇神撫子はチョロく見えた、で、その見かけに騙された。
彼女の上辺しか理解してなかった周囲の連中と同じだなこりゃ。

撫子の隠し事、クローゼットの中身は「漫画」であった。
そして貝木は撫子に、阿良々木さんの彼女になる代わりに
漫画家を目指せばいいと説得する。
「かけがえのないもの」が貝木は大嫌い。
貝木にとってお金はかけがえのないものでない。
だからこそ得ることには執着するが切り捨てることに頓着がない。
貝木のこれまでの謎の金遣い、その理由がここでようやくわかりました。


貝木は撫子の説得に成功、阿良々木さんの前で呪符を回収し、
撫子を蛇神からただの女子中学生に戻す。
結局撫子に対して行ったのは大人として至極当たり前な説得のみ。
そして阿良々木さんに対しては最後まで適当な嘘と的確な助言を残す。
さすがは貝木、蓋を開けてみれば完璧すぎる、まさにプロの仕事でしたねぇ。
ただ阿良々木さんへの助言で若干感情的になったように感じられたのは、
やはり撫子に対しある種の親近感を抱いていたからでしょうか。

仕事をやり遂げガハラさんへの報告も終えた貝木は、
かつて自身が騙した中学生の一人、撫子におまじないをしかけた子に襲われる。
貝木が最後まで失念していたのは撫子蛇神化の立役者、忍野扇の存在。
いまさらすぎるけど忍野と扇の関係って一体何なんだろう・・・。
というか貝木は果たして大丈夫だったのかな?
さすがにあのまま死亡という無慈悲すぎる展開はないと思うけど・・・。

まとめ

てなわけで今回は恋物語クライマックス。
蓋を開けてみれば貝木の仕事ぶりは見事の一言。
しかし最後の最後でとんでもない結末が待っていましたね。
果たして貝木はその後どうなってしまったのか、非常に気になります。

気になるといえばもう一点。
セカンドシーズンであと一つ残っているはずの「花物語」について。
果たしてこの物語が語られるのはいつなのか、
そしてそれはどのような形で行われるのか。
願わくばそこで貝木のその後が描かれていると嬉しいですね。
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