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<物語>シリーズ セカンドシーズン 第恋話 ひたぎエンド其ノ伍

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<物語>シリーズ セカンドシーズン 第25話。
蛇神騙しの当日、余接が語る貝木の本質。
以下感想

見えない本心

蛇神騙しの当日、余接が語る貝木の本質。

貝木は羽川のおかげで事件の背景を客観的に把握することに成功。
そして羽川による撫子の主観的な評価は、
「誰が何と言おうと撫子の心には届かない」
元白無垢である羽川は撫子の対極であり同一、
だからこそ撫子の正体が手に取るようにわかるのかもしれませんね。

そしていよいよ蛇神騙し決行当日。
蛇神騙し自体は特に問題ないそうなのですが、
阿良々木さんに撫子のことを諦めさせることがとにかく難しそう。
この後語られるかつての貝木の行動を踏まえると、
貝木は当初の予定と反して撫子を人間に戻すところまでやってしまいそうですね。

そしてガハラさんは残り僅かの付き合いとなる貝木に、
「感謝はしているが過去のことは永遠に恨み続けている」と断言。
そこまで念を押されるとムキになっているようにしか思えないですね。
まぁガハラさんも後述の貝木の本性にはとっくに気付いており、
恨むべきか感謝するべきかわからず非常に複雑な心境なのでしょう。

貝木の前に再び余接が現れ、貝木の「らしくない一面」を指摘する。
貝木はガハラさんの家庭を壊した元凶である悪徳宗教団体を壊滅させていた。
そしてガハラさんの両親を離婚させたのも彼女の身を案じてのこと。
貝木の本心が実際どうであったのかは想像にお任せというカンジなのでしょうけど、
おそらく彼の根底にあるのはやはり「神原の母親」ではないかと思います。
ガハラさん個人がどうこうというより、ガハラさんの境遇が、
たまたま「神原の母親」にある種の思い入れのある貝木の琴線に触れたのだろうと。
で、それはおそらく今回の撫子に関しても同様なのでしょう。

「言葉なんて信用ならない、全部嘘で全部ペテン」
詐欺師の、というか貝木泥舟の信条を切り口に、蛇神騙しを開始。
なんか早々に暗雲が立ち込めてきている気がするのですが・・・。
まぁそれでも貝木ならうまいこと阿良々木さんやガハラさん、
そして撫子のことまで助けてしまうのだろうと思います。
ただその結果撫子が幸せになれるとは、
そして貝木自身が報われるとは到底思えないですけど。


まとめ

てなわけで今回は貝木という人間の本質がさらに暴かれた一話。
おそらくは臥煙の入れ知恵を受けた、
もしかしたら臥煙本人かもしれない余接の発言のせいで、
この物語が清々しいハッピーエンドを迎えるとは到底思えなくなってきました。
まぁそもそもこの作品、ハッピーエンドで終わること自体そこまでなかったかw

次回はついに貝木による蛇神騙し本番。
この恋の物語がどのような末路を辿るのか、非常に楽しみですね!
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[ 2497 ] Re: <物語>シリーズ セカンドシーズン 第恋話 ひたぎエンド其ノ伍
どうもご無沙汰しております
今年も年末年始の企画を始めました。
ご多忙とは思いますがもしよろしければ参加のご検討いただけますよう
よろしくお願いいたします~。
[ 2013/12/23 12:08 ]
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物語シリーズセカンドシーズン 第25話 「恋物語 ひたぎエンド 其ノ伍」感想
今回も貝木のターン&遂に貝木が作戦を決行する時が…!貝木は撫子を上手く騙すことはできるのでしょうか。今回は貝木の良いところが見えてくる、ついニヤリとしてしまう1話でした。貝木、ひねくれすぎー。
[2013/12/23 15:50] コツコツ一直線
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弘法にも筆の誤り―
[2013/12/23 19:01] wendyの旅路
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気弱とか、大人しいとか、人見知りとか…という印象は受けない。羽川からもたらされた千石撫子の印象はこれまでの撫子感を覆すもの。でも阿良々木が好きというのもポーズって話は前々からありましたね。羽川曰く千石撫子は誰も好きじゃない。何というか感情が空っぽで、理屈で「こうするもの」として動いている感じなんでしょうか。この回答に貝木も納得していることから、どうも真実みたいですね。&nbsp...