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アウトブレイク・カンパニー 8.皇帝陛下の憂鬱

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アウトブレイク・カンパニー 第8話。
神聖エルダント帝国皇帝、ペトラルカの引きこもり。
以下感想

皇帝陛下から引きこもりへ

神聖エルダント帝国皇帝、ペトラルカの引きこもり。

一国の長である皇帝陛下に休みなど存在しない。
そんな仕事をまだ幼いペトラルカが務めているのには、
当然ながらそれ相応の複雑な経緯があった。
それ故か、ガリウスも城の衛兵たちも、
ペトラルカのことをまるで我が身のように心配していましたね。

毎日の膨大な執務に嫌気がさしたペトラルカは引きこもりを発症。
引きこもりといえば慎一、慎一といえば引きこもり、
ということで元引きこもりによる本物のひきこもり講座が催される。
パッと見はペトラルカをダメ人間にしかねない危険すぎる賭けなのですが、
その実「押してダメなら引いてみろ」の精神に則った合理的な策ですよねぇ。
いずれにせよ、皇帝陛下さまにもある程度のガス抜きは必要ですよ。

一時は引きこもりライフを満喫していたペトラルカですが、
この生活がしんどく思えてくるのはここから。
社会から隔離されたことへの焦りや不安、
職務を放棄したことへの罪悪感を感じる。
そしてムダに時間があるためこれまでの行いを振り返り後悔する。
これらを乗り越えられる強い精神力に加え、
引きこもりが許されるほどの財力の持ち主のみが高みへと到達できる。
今さらながらある意味で選ばれし者にしか許されない職業ですよねぇw

ペトラルカの場合は財力は文句なしとして、
皇帝陛下としての強い責任感が引きこもり生活を長続きさせなかった。
まだ傷口が浅いうちに社会復帰が果たせてホントよかったですねぇ。
一方、屋敷のほうは慎一がたった一日空けただけでえらい惨状だなぁww


まとめ

てなわけで今回はペトラルカ回。
「引きこもり」というオタク文化の極地を題材としていることもあり、
メイドカフェ+ミュセルという前回と対をなす一話という印象が強かったですね。
元引きこもりの慎一とペトラルカの奇妙な師弟関係が面白かったですw
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