
超電磁砲2期 第16話。
妹達編クライマックス。
以下感想
最弱(さいきょう)の一撃
上条さんの右拳が、「実験」を打ち砕く。美琴は10032号を庇って一方通行の前に立つ。
レベル6への興味もないし、罪滅ぼしできるとも思っていない。
その理由はただ妹達は自分の「妹」であるから。
いや~、ようやくこの一言が聞けた、
でもってようやく普段の美琴らしい表情が観られました!
そんな美琴と10032号を守るため、
瀕死の上条さんが一方通行へ最後の一撃を叩きこむ。
血まみれの中それでも立ち上がる彼の姿を観ると、
右腕を切断されながらもケラケラ笑ってたアウレオルス戦を思い出します。
というかこんなもんもはやゾンビと何ら変わりがないですよねぇw
強すぎる能力が戦いを生むのなら、
戦う気も起きないほど絶対的な存在になればいい。
その結果1万の命を奪ってきたわけですから本末転倒すぎるのですが、
「幼少の頃、ただそこに居るだけで軍隊をも敵に回してしまった」
一方通行の境遇を考えると、その心情は十分理解できるんですよねぇ。
一方通行もまた妹達と同様、これまで誰からも、
「一人の人間」として扱ってもらえなかった。
だからこれまで求められてきた「能力を行使し何かを壊す」以外に、
進むべき道を見出すことができなかっただけなんですよ。姉妹
妹達編のエピローグ。一方通行との激戦で、上条さんはお約束の病院へ。
第11話と同様、今作はあくまで「超電磁砲」なので、
上条さんのラッキースケベについてはことごとくカットでw
というかあれだけの重傷を負っていながら、
翌日には意識を取り戻し平然と冗談を言えてるあたりさすがすぎるw「実験」は中止になったが、妹達が厳しい境遇にいることに変わりはないし、
美琴の罪悪感が完全に晴れたわけでもない。
しかし上条さん曰く「妹達が生まれてきたことだけは誇るべき」
そして10032号曰く「お姉さまは命を捨てようとした困った『姉』」
はじめはただの実験動物として生み出されておきながら、
こうして今ちゃんと妹として姉の気持ちに応えてくれるのですから、
やっぱり美琴は妹達の存在を誇っていいのだと思えますね。
美琴は上条さんの希望通り、
佐天さんお礼の手作りクッキーをこしらえてくるのですが・・・。
そりゃあれだけの出来事があったのですもの、
美琴が上条さんに惚れちまうのもムリはないって話ですよ。
ただどうせならやっぱちゃんとクッキーを渡しておいて、
今のうちからちゃんとアピっておくべきでしたよねぇ。
まぁどうせ渡せたとしても、
あの大食いニートシスターの胃袋行きなのでしょうけどw
まとめ
まずは今回の内容の補足からです。
私個人の主観が入りまくっていますので間違いについてはご了承を。
妹達のその後
「実験」が中断されとりあえず命は救われた妹達ですが、
彼女たちの前途が多難であることに変わりはないです。
作中で語られていた通り国際法で禁じられている妹達は、
学園都市内でもその存在を大っぴらにはできません。
それに加え体細胞クローンで薬品を用いて急成長をさせた彼女たちは、
そもそも寿命が通常の人間と比べ短めとなっている。
そこでその寿命を少しでも伸ばすため、
病院や研究機関での治療を受ける必要もあります。
よって妹達は上記の治療を"名目"とし、学園都市内の研究機関以外にも、
"世界中"の学園都市協力機関へと送られることとなります。
そして「ミサカネットワーク」と上記の要因が原因となり、
今後もことあるごとに彼女たちは危機に追いやられます。
まぁでもそこまで心配は要りません。
今後は上条さんとは違うもう一人のヒーローが彼女たちを守りますから。
てなわけで妹達編のクライマックス。
どれだけボロボロになりながらも何度でも立ち上がる上条さん。
強者ゆえの孤独から狂気の「実験」に加担し、結果打ちのめされた一方通行。
事件が解決したことで再び拝むことができた美琴のいつもの表情。
そして事件を通して生まれた美琴と妹達の姉妹の絆。
うん、これぞまさしく万感の思いってヤツなんだろうなぁ。
妹達編通しての感想としては、
「もうホント期待以上のものを観させていただけて感謝感謝」です。
特にグロ描写と戦闘シーンのクオリティは抜群でしたね!
で、次回はとりあえずクッキー作りの裏側を描きつつ、
アニメオリスト(日常編)へと突入っぽいですね。
注目は何と言ってもフレンダが登場するっぽいという点。
果たして「アイテム」の面々がどのような日常を送っているのか、
激しく興味が湧いてきますね。
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