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翠星のガルガンティア 第8話 離別

翠星のガルガンティア(1) (ファミ通文庫)

翠星のガルガンティア 第8話。
フェアロック船団長の死がきっかけでガルガンティアはバラバラに。
以下感想

新たな船出

フェアロック船団長の死がきっかけでガルガンティアはバラバラに。

フェアロック船団長はリジットにガルガンティアの未来を託し死亡。
まだ若いリジットは特に老齢の船団員からの信頼を得れていない。
リジットはフェアロックの葬儀をもそっちのけにあちこち駆けまわるが・・・。
責任感の強いリジットらしい行動ですし、その気持ちもよくわかるのですけど、
やはり上に立つ者にはある程度どっしりと構えてもらいたいものですよねぇ。

今のリジットに必要なのは自分一人で何もかも解決しようとすることではなく、
自分の力ではできないことを他の誰かに任せること。
自分一人の力を過信し空回りするような人間には、
誰も自身の運命を託そうとは思いませんからねぇ。
リジット新船団長にとって今回の一件は、
まずは自身の小ささを痛感することができたという意味で、
非常にいい経験になったのではないかと。

レドは銀河同盟への帰還が事実上不可能となったのですが、
やはりピニオンと共にヒディアーズ殲滅のためガルガンティアを離れることに。
そのことを知り嘆くエイミーと、そのエイミーを見て心を痛めるベベル。
今のレドは出会ったばかりな頃よりもつらそうで、
エイミーはそんなレドを見ているのがなによりもつらい。
だったらレドにその思いをもっと強く伝えるべきなんじゃと思いますけど・・・。

しかしレドがヒディアーズ殲滅にこだわるのは兵士の使命だからというわけではなく、
エイミーを守りたいから、つらい思いを味わわせたくないから。
レドの考えとエイミーの望みは見事に食い違っているわけなのですが、
レドは今回紛れもなく自らの意思でやりたいことを見つけたわけですから、
この決断を責めることはできないし、むしろ尊重してあげたいとさえ思えてきます。

エイミーやベベルがレドを強く制止することができなかったのも、
おそらくこういう理由からなのでしょうね。

まとめ

今回は思い悩むリジットへ的確なアドバイスを与えるベローズがよかったですね。
経験豊富で観察眼もある彼女の言動は誰よりも説得力がありますよね。

次回はガルガンティアを離れヒディアーズの巣へと向かうレドたちの安否と、
多くの仲間を失い力を落としたガルガンティアの命運が気になりますね。
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翠星のガルガンティア 第08話 感想
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[2013/06/03 02:35] 荒野の出来事