リトルバスターズ! 第18話 答えは心のなかにあるんだ

リトバス　第18話。
三枝ルートのクライマックス。
以下感想

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望まれて生まれた双子

佳奈多の本心と2人の和解。

佳奈多は葉留佳に変装し、理樹に卵料理を振舞う。
その目的は「葉留佳に自分はなんでもできることを見せつける」ため。
佳奈多は幼い頃、葉留佳に「自分は卵料理が作れない」とウソをついた。
前回、葉留佳が卵料理に妙に自信を持っていたのが不思議でしたけど、
そこには佳奈多の優しさが隠れていたんですねぇ。

しかし佳奈多は葉留佳からその最後の自信を容赦なく奪う。
これはこれまでの葉留佳にとって、
佳奈多を恨むことが生きるために必要不可欠であるから。
幼い頃は仲が良かったはずの姉妹が、
今ではこんなカタチでしかお互いに接することができなくなった。
ホント二人を取り巻く環境はヒドすぎますね。

このまま佳奈多を憎み続けてもどちらも救われはしない。
理樹が葉留佳に気づかせてあげなければならないことはこれ。
そして葉留佳は佳奈多を恨むことをやめ、ちゃんと向きあいことを決める。
うん、こうしてちゃんと前に進むことを決めたところはすごく偉いですね。

佳奈多の口から語られる彼女の境遇。
「当たり」とみなされた佳奈多はそれでも虐待を受け続け、
葉留佳を守るためにも佳奈多は跡取りとして頑張り続けた。
そんな佳奈多に大人たちは、葉留佳のことを蔑むように強要した。
・・・なんかもうすごすぎるなぁ、この2人の周りの大人たちは。
本当に人間なのかよと疑いたくなるレベルですね。

お互いの本心を知り、ようやく和解を果たす葉留佳と佳奈多。
そして2人は一緒に父親(三枝晶)に会いに行き、
2人は確かに望まれて生まれてきたことを聞かされる。
・・・う～ん、なんだろうか、この釈然としない感じは。
晶の行動は結局2人をさらなる苦境へと追い込んでいるだけだし、
残る2人の親は自分たちだけ安全圏へと逃げ延びているわけだしかなぁ・・・。
まぁこれで葉留佳と佳奈多が救われるのなら別にいいのか。

まとめ

今回は三枝ルートのクライマックス。
なんかいろいろと納得のいかない部分はありますが、
まぁとにかく葉留佳と佳奈多が和解してくれてなによりです。
佳奈多の秘められた葉留佳への想いには感動でしたね。

三枝ルート全体の感想としては、
周囲の大人たちがあまりにもヒドすぎてとにかく胸くそ悪かったですね。
その分葉留佳と佳奈多に感情移入しやすかったところはよかったのではないかと。

次回からはクドルート突入でしょうか。
そういえば今回後半から姿をくらました西園はどこへ行ったのでしょうかね？