
新世界より 第14話。
街へ戻った早季を待っていたのは、教育委員会による査問会。
以下感想
査問会
教育委員会による査問会。自活を決めた守と真理亜を置いて一時街へと戻る早季。
当然のように教育委員会から呼び出され、査問会が行われる。
この高圧的な態度と唐突なヒステリック、
観てるだけでも相当腹立たしくなってきますねぇ。
まぁ前々回富子が語っていたように、
このオバサンたちもいろいろなものに怯えているんでしょうね。
査問会が最悪な雰囲気となる中、
倫理委員会の長である朝比奈富子が介入。
富子は教育委員会のオバサンたちを見事にたしなめ、
自身の後継者である早季を保護する。
いやぁ人生経験が豊富なだけあってさすがですねぇ。
富子はあえて早季たちからは思考の自由を奪わなかった。
なぜなら従順な子羊だけでは街を守れないから。
早季たちの暗示が弱かったのにはちゃんとした理由があった、
でもこれ、ある意味富子がこれまでの黒幕って見方もできますね。
圧倒的権力を持つ富子の武器は「時間」
テロメアを修復できる富子の実年齢はなんと267歳。
覚の祖母にしては随分と若々しいなぁと思ってはいましたが、
それにもちゃんとした理由があったんですねぇ。
しかし永遠の命を持つ(であろう)富子が後継者を選ぶということは、
富子も自身の能力、不死や指導者としての手腕に、
限界を感じつつあるのかもしれませんね。早季には問題の本質が見えていなかった。
今の世界の人間はかつての核兵器なんかよりもさらに危険な存在。
将来的には真理亜や守、その子供たちが、
悪鬼になりかねないってわけですね。
3日間の猶予を与えられ、守と真理亜を連れ戻しに向かう早季と覚。
しかし時すでに遅く、2人がいたはずの場所にはもう2人の姿はなかった。
2人がすでにバケネズミの手にかかってなければいいのですけど・・・。
まとめ
今回は教育委員会による査問会。
前々回同様富子の口から語られた真実に驚かされましたね。
次回は久しぶりにスクイーラが再登場。
かつて早季と覚のことを都合よく利用したスクイーラと、
将来的に悪鬼になりかねない真理亜や守の組み合わせは、
考えうる限り最悪のものですね。
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