![猫物語(黒) 第一巻/つばさファミリー(上)(完全生産限定版) [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41X7TCs16aL._SL160_.jpg)
猫物語(黒)。
ゴールデンウィーク、
ブラック羽川の登場と阿良々木さんの初恋ではない何か。
以下感想
初恋ではない何か
ゴールデンウィーク、
ブラック羽川の登場と阿良々木さんの初恋でない何か。クラスメイトに恋しちゃったかもしれない阿良々木さんは、
彼氏持ちの妹月火に恋愛相談。
結論としてはどう考えても恋・・・かと思いきやただの欲求不満。
もうなんか気持ち悪いぐらいに仲が良いですね阿良々木兄妹はww
兄は兄で相当なシスコン&変態だし、
妹たちも妹たちで相当なブラコン&無防備っぷりだわw
で、その阿良々木さんの恋のお相手、
(主に胸部から)目を離せないクラスメイトの羽川翼さん。
羽川の暗い家庭事情が語られ一気にどシリアスな雰囲気に・・・、
かと思いきやまたしても阿良々木さんの欲求不満でコメディ展開に逆戻り。
最終的に紳士的な振る舞いに落ち着く所がなんとも阿良々木さんらしい。
結局阿良々木さんの変態っぷりが真価を発揮するのは年下相手なんだよなぁw
「障り猫」に取り憑かれた羽川、通称「ブラック羽川」の初登場。
ご主人様(羽川)のためのストレス発散を目論むブラック羽川は、
エナジードレインで羽川の両親を卒倒させ、阿良々木さんの片腕を切断、
さらには街行く人々を手当たり次第に襲いかかるように。
じゃあブラック羽川が下着姿なのもストレス発散の一環なのかな?w羽川家のあまりに冷え切った家庭環境は、
その一端を垣間見ただけで阿良々木さんがビビって逃げ出すレベル。
宿主である羽川が非凡な頭脳の持ち主であるため、
ブラック羽川は忍野を退けるほどの戦闘力を発揮。
そして羽川家の家庭問題の根本的な原因は「羽川があまりに正しすぎる」から。
忍野が語る「正しすぎることに対する弊害」はものすごくよくわかります。
私がなぜか(ノーマル)羽川のことを好きになれなかったのは多分これが原因、
ただ正しいだけの人間になんてこれっぽっちも魅力を感じませんよね。
例のごとく忍野に忠告をされる阿良々木さんですが、
決意と覚悟を決めたこの御方が止まるわけがない。
「欲情宣言」がこれほどまでカッコよくキマっているキャラが
これまで存在しただろうか・・・wそして忍から「怪異殺しの妖刀」を入手した阿良々木さんは、
羽川を上手いこと挑発して罠にハメる。
「ブラック羽川」の人格の正体は「障り猫」ではなく羽川自身。
この事実に阿良々木さんが気づけたというのは、
それだけ彼の羽川への想いが本物であったということですね。
結局阿良々木さんの策では詰めが甘く、
最終的に忍が「障り猫」の処理して事態は収拾。
羽川からはブラック羽川化していた一週間の記憶がなくなり、
阿良々木さんの初恋ではない何かも終わりを迎えた。
一見キレイに事が収まったように観えるのですけど・・・。
結局阿良々木さんは羽川のことを微妙に神格化しちゃっていますし、
羽川も強すぎるために阿良々木さんに明確なサインを出せなかった。
ここでお互いに相手への想いを仕舞いこんでしまったがために、
後に再びブラック羽川が出現することになるのでしょうね。
まとめ
今回はブラック羽川の初登場。
時系列的には「化物語」の直前の話でしょうか。
下着姿を存分に披露してくれたブラック羽川、
「偽物語」から引き続き大活躍のファイヤーシスターズはもちろんのこと、
久しぶりに出てきた忍野がとてもよかったですね。
飄々としていながら確信を突いた発言と行動、
やっぱこのオッサンはメッチャかっこいいですね!
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ただ、暦は春休みの事件(傷物語)で、羽川のそのあまりの正しさに、命と心を救われているんですよ。 それが化け物語で語っていた羽川への恩です。
その一方で羽川は、忍(当時は別の名前でした)の思惑をその正しさで台無しにしたことがあります。 立ち位置によって、受ける影響は様々ということですね。 ファイアーシスターズには尊敬されてますし。
忍野は傷物語の時点で、羽川の危険性に気付いていて、暦に「あの娘から目を離さない方がいいよ」と忠告しています。
原作者によると、もし羽川が戦場ヶ原より先に暦に告白していれば、暦はOKして羽川と付き合っていたそうです。 羽川を神格化している暦は、自分が羽川と付き合うなんて恐れ多いけど、羽川が望むなら、という感じだったみたいです。 ガハラさんを真剣に好きになるまでは。
羽川の物語には、まだ続きがあるんですよ。 時系列的に偽物語の後になる猫物語(白)で、羽川は本当の意味で自分と向き合うことになります。
こちらもアニメ化してほしいでっすが、その前に、傷物語を放映してほしいですね。