ソードアート・オンライン 第17話 囚われの女王

ソードアート・オンライン　第17話。
世界樹の上で囚われのアスナ。
以下感想

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妖精王と妖精女王

世界樹の上で囚われのアスナ。

お姫様リーファをカッコよく助けたキリトは、
リーファからこの世界について、特に世界樹について教えてもらえることに。
ついでにリーファから随意飛行のやりかたを教わるキリト。
最初は悲惨だったけど、結局随意飛行を即習得するあたりは
さすがはキリトさんってカンジですよね。
街への着地も悲惨だったけどｗ

シルフの街にて、リーファから世界樹について教えてもらうキリト。
どうやら世界樹の上へ行き妖精王に会うことがこのゲームの目的らしく、
これを達成した種族は対空制限が解除されるそうな。
対空制限が解除される種族は一種類のみというのがミソですね。
これが種族間の対立を煽り、前回のような集団PKに繋がっているのかな。
プレイヤー同士の戦いが頻発しやすいという点もSAOとは違いますね。

世界樹攻略が成されていない理由としては、
クエストの見落としがあるかか、単一の種族じゃ攻略できないから。
理由がどちらであったとしても、
一週間以内にアスナを救い出さなければならないキリトにとって、
それではあまりにも遅すぎる。
個人的には須郷の性格から考えて、
ハナからこのクエストはクリアさせる気がないのでは？と思います。

一人で世界樹へと向かおうとする無謀なキリトを見て、
キリトと一緒に世界樹へ向かうことを決めるリーファ。
アスナのそうなのでしょうけど、
キリトのこういう無鉄砲で危なっかしいところが、
女性陣の母性本能を激しくくすぐっているのでしょうね。
ユイに甘えられて結局ログアウトせずに初日を終えたキリト、
仮想世界に長く身を置くクセはSAOプレイヤーらしいですね。

世界樹の上で、須郷に囚われていたアスナ。
須郷は妖精王としてALOの頂点に君臨し、
アスナは妖精女王として須郷に飼われている状態。
「ムリに手を出したりはしない」と言いながら、
アスナへ過剰なボディタッチをしてくるあたりに、
須郷の気持ち悪さがにじみ出ていますね。

須郷が目をつけたフルダイブシステムの真価とは、洗脳や記憶操作。
須郷はアスナをはじめとする300人のSAOプレイヤーを横から掠め取り、
このALO内で秘密裏に人体実験を行なっている。
茅場の後輩であり、茅場と同じく凶悪な犯罪に手を染める須郷ですが、
茅場と須郷ではその本質がまるで違うようですね。
茅場にとっては仮想世界こそが目的であったのに対し、
須郷にとっては仮想世界はただの一手段でしかない。
それ故か、須郷の行動からは茅場のような美学はまるで感じません。

まとめ

今回は世界樹の上で囚われのアスナについて。
とりあえずアスナがALOの世界で健在であったことに一安心ですが、
予想以上に須郷に気持ち悪く迫られてて悲惨な状態でしたね。
キリトさんには早いとこアスナを救出し、
ついでに須郷の悪行を食い止めてもらいたいところです。

次回は早速キリトがリーファとともに世界樹へ突入ですかね。
さすがにまだアスナ救出は先の話でしょうけど、
SAOで唐突にラスボス戦が実現した前例がありますし、
須郷との対決も案外早くに実現するのかも。