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ホライゾン2期 第12話。
武蔵とトレス・エスパニアの戦いも佳境へ。
以下感想
総力戦
武蔵とトレス・エスパニアの戦いも佳境へ。トレス・エスパニアに押され気味の武蔵の面々をトーリが激励。
相変わらず嫌われてんだか好かれてるんだかよくわからない、
謎のカリスマ性を持っていますねトーリはww
まぁでも実際に武蔵の面々の士気が向上しているんだから、
リーダーとしての責務はキッチリとこなしていますよね。
ノリキvsピッチャー兄妹。
ノリキは消える魔球を捉え、痛烈なピッチャー返しを放つものの、
美しい兄妹愛の前にアウトとなる。
とはいえピッチャー兄妹はこれで戦線離脱なわけですし、
ノリキは試合には負けましたが勝負には勝ちましたねw
シロジロvs野球部主将。
文字通りお金の力で攻めまくるシロジロに対し、
野球部主将は運動神経と変な剣、それと部員たちとの絆で対抗する。
ある意味正反対なこの二人の勝負はシロジロの勝利でゲームセット。
負けたとはいえ、野球部主将は驚きの運動神経の持ち主でしたね。
一人ヒットエンドランや無数のお金をバント処理するところは爆笑でしたww直政vs陸上部部長
地摺朱雀と道往き白虎の再戦は地摺朱雀の勝利。
にしても地摺朱雀の秘密には驚きました。
まさか生身の人間が、しかも直政の瀕死の妹が中にいたなんて。
二代vs誾
二代ももちろん好きなんだけど、
今回は例のセッ○ス発言のせいで気の毒すぎる誾を応援してましたwかつて誾は宗茂に敗れた、そして宗茂は二代に敗れた。
てなわけで勝負は必然と二代の優勢で進む。
かつて宗茂と戦った時と同じように追い詰められた誾は、
宗茂と二代を並ばれないために自ら敗北を認める。
誾の敗北は残念だけど、彼女の宗茂への強い想いが観れたのでよしとしますか。
まとめ
今回は武蔵とトレス・エスパニアの戦い。
今回は悪魔やロリコンやインド人やスライムまで出番のあった、
多くの登場人物の活躍が観られたまさに総力戦でしたね。
どの戦いも手に汗握るアツい戦いだったのですけど、
中でもシロジロvs野球部主将、それに二代vs誾は特に面白かったです。
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…………いや、二人ですね。
この兄妹のかけあいとか、けっこう面白いんですけどね………。
アニメ版ではあまり性格とか描けなかったので紹介しておくと、
妹のフローレスは天真爛漫だけどちょっとバカ、兄のペテロは妹からの扱いが
よくなくてもまったくめげずに妹からの愛を求める男です。
「妹よ。」と呼びかけるのが口癖。
四死球の字名の由来は、妹は事故で兄は狙って四連続デッドボールを出して、
没収試合というのが過去にあったから……………、野球する気あるのか?
でもリアル妹持ちとして妹を敵の攻撃から守るというシュチェーションは羨ましいです。
アニメ版だと放送期間のせいでセリフや出番が減ってしまった人がけっこういます。
エリザベスの天然面白セリフが減っちゃいましたし、ウルキアガ対ベーコンの戦いも
少し省略されています。酒井学長とか、〝武蔵″さんやネシンバラと現状について
話すシーンがカットされたから、最終話しかセリフがない。
三要先生なんてクラスの授業で英国の歴史について話すシーンがカットされたので
出番がまったくなかった。そういえば三要先生はⅠでも良いことを言うシーンが
カットされていた………。壊滅的に男運がない上にアニメでの出番もなくなる、
なんてかわいそうなんだ…………。
あっ!そういえばネシンバラの走狗ミチザネも出ていない。
御広敷もセリフは減っているが別に活躍しないし、ロリコンは目障りだから気にしない。
あえてⅡで活躍したと言えばハワードとの貿易交渉の場でハッサンと共同で
形容しがたいカレーと生魚のコースを作ったことぐらいです。
シロジロの硬貨指弾は学生達が戦闘で使う攻撃力を買い取って、
硬貨に分配術式でこめたもの、というのはアニメでも説明されました。
この術式は聖譜記述にある極東の厄落としとして、金を外に投げ払う風習が
元になっているらしいです。ちなみに硬貨は、中が拡大空間になっていて金庫として
使っている小ぶりの壷から取り出しています。
シロジロは商人で商売の神と契約しているが、
どうも商売以上に金そのものを神聖視しているようです…………。
金を動かし、金を集め、金をおもうがままに操ることは何ものにも勝る価値があると
信じてるっぽいです。
この戦闘中も「こんな風に虚空に金をばらまくなど、そんな遊びをしらない奴らは
人生を損している。」とか「ああ、次は貨幣風呂だな。将来的には金貨でプールを
埋めて全身で貨幣の感触をごりごりするしかあるまい。」とか、
かなり不気味な事を考えています。Ⅲでは更にエスカレートするので期待?してください。
〝武蔵″さんは鈴がサン・マルティンを区別した事から、
鈴が外部情報の処理をベストの状態の自分たちを遥かに凌駕する速度と的確性で
行える事に気づきました。鈴が普段から使っている感知システム音鳴りさんに
音響、重力、熱源系等を含めた外部からの情報を接続した。
それによって鈴は周囲三十キロ全方位の情報を処理し、
わずかな誤差程度で完全に知覚できる。
正確には自動人形が全域精査するのに対して鈴は情報の取捨選択と手頃な手の抜き方が
できるので速断する事ができるのです。
普通の人間は五感から情報を入れても動きとして知覚できるのはごく限られた範囲
である事を考えると、鈴の知覚範囲と処理能力は想像を絶します。
鈴自身は全方位を同時に知覚できる事について自然体でできるので他の人も
できる事だと思っていたようです。鈴自身は自分がどれだけ信じがたい事を
やっているのか分かっていなかったみたいです。
浅間は二重式の大型矢にイトケンとネンジをつめて発射しました。
ネンジはスライムでありイトケンも実はガス体なのでそういう事ができます。
敵艦に突入した後にどうなったかというと、イトケンが友好の儀式を試みたらしい。
本人いわく、「僕はインキュバスだから、友好の儀式といえば精気の吸い合いに
決まっているじゃないか!」との事です。
ちなみにネンジはドアの鍵穴や聖水スプリンクラーのスイッチに体をつめて
逃げ場を塞いでいました。………すごくなりふりかまわない戦い方な気がするのだが。
武蔵と三征西班牙の一般生徒が叫びを上げるシーンはアニメではカットされる
かもしれないと思っていましたがカットされなくて良かったです。
主人公から見て、敵にあたる者達もそれぞれの正義や美学や誇りを持っている作品は
いくつもありますが、名も呼ばれぬ一般兵までもが憎悪や盲信からではない
正義と仲間意識を持ち、ましてぶつかり合う双方ともにそうであり、高い士気をもって
ぶつかり合う作品となるとかなり珍しいと思われます。
互いに譲れぬものがあって戦う。 だからこその平行線。
しかし、苦悩しながらも女王として姉の処刑を受け入れたはずのエリザベスは
点蔵と武蔵の者達の働きによって最後は約束を違えぬ道を選んだ。
平行線から境界線に至ったのです。そしてそれが境界線上のホライゾンという物語の
大きなテーマであり、トーリ達の強さなのだと思います。
世界を敵にまわし、されどその敵にまわしたはずの世界を次々と味方に変えてゆく。
そんな主人公たちが他に何人いるでしょうか?
原作ではミルトンがウォルターとアルマダ海戦を見ている時に
「ここに、尼子十勇士の生き残り三人の内の一人、秋上・久家がおればなあー………」
と行方知れずの仲間の事を思いました。
そして「忍者で金髪巨にゅう好きなど、若い頃のあの馬鹿にそっくりなのが来た」と
語っていました。武蔵は三河消失以前、貿易と輸送を行いながら一年かけて極東を
回っていました。 だから政治的、社会的な事情で元々住んでいた国から
移り住んだ人が多く、多教譜、多民族な場所です。
梅組メンバーも半数以上、本人か親の代に他国から武蔵に移り住んだ人達ですしね。
だから………もしかすると、もしかするかもしれません。
点蔵がアルマダ海戦の後、メアリを親に紹介したら、親父に「裏切り者め」と
家を叩き出されたらしいですし…………。
ベラスケスが屋台に対して警戒しなかったのはTsirhc教譜が慈善事業として
勢力関係なしに救護を行う事があり、神道中心の武蔵も世間体を気にして
そういう事を始めたのかと思ったからです。
ハッサンはカレーを神の食べ物だと主張し、どうもハッサンのカレーには
怪しげなしかけがあるようで、普通のカレーではないらしい………。
別に境ホラの世界の印度人が皆あんなに変なわけではないですよ。
ノリキも実は相模、北条・印度諸国連合の生まれだし。
と言っても人種は極東側だし、今は武蔵の人間だから印度人とは言えませんが。