ソードアート・オンライン 第12話 ユイの心

ソードアート・オンライン　第12話。
ユイの正体と「ユイの心」
以下感想

スポンサード　リンク

ユイの心

ユイの正体と「ユイの心」

キリトとアスナのもとへ騎士団リーダーの副官さんが現れ、
キリトとアスナに騎士団リーダー救出の手伝いをお願いしてくる。
騎士団リーダーへの想いで涙まで流してみせる副官さんですが、
なぜかユイが彼女の想いが本物であることを保証する。
前回ラストの描写といい、
どうやらユイにはプレイヤーの感情がはっきりとわかるみたいですね。

で、副官さんによると騎士団は巨大化しすぎて内部分裂を起こしており、
善人である騎士団リーダーは対抗勢力にハメられダンジョンに置き去りに。
そしてその対抗勢力の親玉は第2話で大活躍したあのキバオウさん。
キバオウさんが騎士団のしょうもない連中の親玉であるということには、
自分でもびっくりするぐらい深く納得してしまいましたｗｗ
キバオウさんは第2話の時点からものすごく乞食精神が旺盛で、
ダメ人間を束ねるムダなカリスマ性がありましたからねぇｗ

キリトとアスナは副官さんと、お留守番はイヤと駄々をこねたユイを連れ、
はじまりの街地下のダンジョンへと挑む。
キリトとアスナが相変わらずのバカ夫婦っぷりをみせ、
和気あいあいとしたムードで騎士団リーダーのもとへとたどり着くが・・・。
相手はキリトでも歯がたたない90層クラスのバケモノ、
こんなヤツ相手によくキバオウさんは逃げ切れたもんだよなぁ。

キリトやアスナが絶体絶命の窮地に追い込まれた時、
記憶を取り戻したユイがこのボスに立ち向かい、たった一撃で勝利する。
ユイの正体は「メンタルヘルス・カウンセリングプログラム第一号」
「SAOのゲームバランスを調整するプログラム(カーディナル)」の一部で、
プレイヤーのメンタルケアを担当する存在であった。

カーディナルによってプレイヤーとの接触を禁止されユイは、
プレイヤーの「負の感情」をひたすらモニタリングし続け、
その結果エラーが蓄積して記憶がなくなっていた。
前回ラストのノイズはプレイヤーの多いはじまりの街に降りたため、
プレイヤーの「負の感情」を大量に受信してしまったためだったわけか。
で、ユイがキリトとアスナの前に現れたのは、
二人が他プレイヤーとは大きく違ったメンタルパラメータの持ち主だから。
まぁこの世界でここまで思いっきり新婚生活を満喫していたのは
この二人ぐらいのものだろうでしょうしねぇｗｗ

今のユイはシステムにとって異物。
カーディナルによってSAOからユイは排除されますが、
とっさにキリトがシステムに割り込み、
「ユイの心」をオブジェクト化しシステムから切り離す。
あのわずかな時間でゲームシステムに干渉するとか・・・。
キリトさんってば二刀流のビーターかと思いきや、
実は凄腕のスーパーハカーでもあったんですね。
ますますキリトの実年齢が気になってきますねｗ

今回のユイにまつわる一連の出来事、
もっと言えばそのキッカケとなったキリトとアスナの新婚生活は、
これまでゲームマスターの掌の上で踊るしかなかったプレイヤーが、
はじめてゲームマスターの支配から抜けだした劇的な出来事です。
今回の出来事はゲームマスターへの反逆のはじまりになるでしょうし、
今回手に入れた「ユイの心」は間違いなくSAO攻略の切り札となるでしょう。
この調子でキリトには高みからこの世界を見物しているゲームマスターの
鼻をあかしてもらいたいものですね。

まとめ

今回は騎士団リーダーの救出とユイの正体が判明。
今後のSAO攻略に大きく関わってくる重要な回だったと思います。
ユイのチートっぷりとキリトのスーパーハカーっぷりには驚かされましたね。
あとは、どうせなら今のキバオウさんを観てみたかったかも。