TARI TARI 第6話 笑ったり 想ったり

TARI TARI　第6話。
母親の本当の想いを知った和奏は・・・。
以下感想

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和奏と友人たち

飼い猫を探して雨に打たれた和奏は風邪をひいてしまう。

来夏は風邪をひいた和奏のお見舞いへ。
「約束が叶わなかったからずっと忘れずにいられる」
守れなかった約束をそういう風に捉えるとは、
来夏らしい前向きで健全な考え方ですよねぇ。
この娘の考え方には時々すごく驚かされます。

和奏は写真を受け取りに紗羽の家へ。
将来は騎手になりたい紗羽ですが、
父親には反対されており、
それが原因で父親とはケンカ状態な模様。
紗羽の父親との確執が今後の今作のテーマの一つとなるのかな。

和奏は秘密の朝練中の田中&ウィーンと遭遇。
流れで合唱部に入部しただけの二人ですが、
意外とマジメに練習をしていますよねぇ。
まぁウィーンの場合はそういう性格なんでしょうけど。

さらに和奏は出産を終えた高橋先生のもとへ訪問。
我が子を愛する母親の姿を客観的に見ることは、
母親のことで思い悩む和奏にとってすごくいい経験となりそうですね。

残された想い

父親の口から、母親の本当の想いを知った和奏は・・・。

和奏の母親が病気のことを伏せていたのは、
「和奏と悲しい別れの歌を作りたくはなかったから」
自分の代わりに歌が和奏とずっと一緒にいてくれるように・・・。
母親の作曲にはそういう想いが込められていました。
うわぁ、めちゃくちゃいい母親だなぁこの人・・・。

そんな母親の想いを知った和奏はピアノを捨てたこと、
音楽を捨てたことを激しく後悔。
しかし和奏の父親はピアノを処分してはおらず、
さらに母親の作りかけの曲も残していた。
いやもうファインプレーすぎるだろこのお父さん！
第1話の頃の印象から、
「なんかダメそうな父親だなぁ」とか思っていてマジでごめんなさいです。

そして和奏は母親が残した「心の旋律」を、
合唱時々バドミントン部の面々と合唱。
ようやく・・・、ようやく和奏が歌ってくれましたねぇ。
いやぁよかった、本当によかったなぁ・・・。

まとめ

今回は物語前半のクライマックス、涙腺崩壊しまくりの感動回。
和奏の母親の和奏への想いや、
再び歌を歌った和奏はもちろん感動的だったのですけど、
なんだかんだで一番感動したのは和奏の父親の振る舞いだったりします。
この人も当然妻を亡くしてすごく悲しかったはずで、
残った一人娘のことを本当に大切に想っていたんだよなぁ。
こういう親の振る舞いにグッとくるようになってきたのは、
年を食ってきた証拠なのかな。

てなわけで前半の山場はとても感動的な締めくくりとなりましたが、
次回以降の注目点は「紗羽の夢」と「教頭」
それと「和奏の母親の残した曲の完成」でしょうか。
個人的にはウィーンがメインのエピソードも
観てみたいなぁと思っていたりします。