アクセル・ワールド #12 Absolution；容赦

アクセル・ワールド　第12話。
クロム・ディザスター襲来と親子の絆。
以下感想

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バーストリンカーの矜持

クロム・ディザスター襲来、
その暴れっぷりを見てハルユキは・・・。

クロム・ディザスターの暴れっぷりにビビるハルユキ。
ハルユキはいつの間にか加速世界においても
現実世界と同様に「周囲の評価」を気にし、
敗北することをひどく恐れるようになっていた。
まぁこれだけリアリティのあるゲームなら
仕方のない話かもですね。

そんなハルユキを庇うように
クロム・ディザスターと激闘を繰り広げる黒雪姫は、
黒雪姫はハルユキの親としてバーストリンカーの矜持を教えこむ。
唯一レベル10を目指すことを公言している王なだけあって、
女の子だけどとても男らしい言い分ですね。

黒雪姫はクロム・ディザスターごとニコに撃たれてダウン。
ニコはバーストリンカーの間に
絆なんてありえないと言っておきながら・・・。
結局自分の親であるクロム・ディザスター、
元チェリー・ルークを撃てなかった。
このニコの甘さにはかなり萎え萎えだったのですが、
後々その理由を知ってからは十分に納得ができました。

親子の絆

ハルユキvsクロム・ディザスター、
ニコとチェリーの親子の絆の行方は・・・。

ハルユキはリーブポイントへ逃げようとするクロム・ディザスターを追跡。
クロム・ディザスターの長距離ジャンプの正体を逆手に取り、
ハルユキは見事クロム・ディザスターを戦闘不能に追い込む。
単純に相性が良かったってのもあるでしょうけど、
ハルユキの機転もなかなかでしたね。

そして今度ことニコの手によってクロム・ディザスター、
元チェリー・ルークはブレインバーストを永久退場。
ニコとチェリーは二人とも「現実世界の本当の親」を知らない。
それ故にニコとチェリーの親子の絆は
本当の親子のそれと同等かそれ以上のものだったのでしょうね。

だけど親であるチェリーはニコにレベルで追い抜かれ、
かつ現実世界でもニコと離れ離れになろうとしていた。
禁断の装備である災禍の鎧に頼ってしまったのは、
何が何でもニコとの絆を維持しようと焦っていたから。
騙された方も悪いとはいえ、さすがにチェリーには同情してしまうなぁ。

加速世界での繋がりだけがすべてじゃない、
現実世界での繋がりは決してなくなったりはしない。
キッカケであるブレインバーストでの繋がりは消滅しても、
ニコとチェリーはまた別の形で親子の絆を保っていけそうですね。
もちろんハルユキたちとニコとの絆も。

てなカンジでとてもキレイに締めくくられた
クロム・ディザスター編なのですが、
懸案事項がまだ一個残っていますね。
ハルユキに取り憑いたと思われる災禍の鎧の一部、
あの様子ならしばらくは表層に現れてはこなさそうですが・・・。
おそらく今回のチェリーと同様に自らの弱さに己を喰われた時、
ハルユキは次のクロム・ディザスターへと変貌してしまうのでしょう。
となると今後のハルユキと黒雪姫の親子関係には
今まで以上に注目ですね。

まとめ

今回はvsクロム・ディザスター。
不吉な予兆が一個だけあったものの、物語自体はキレイに締めくくられ、
まさに1クール目のクライマックスといったカンジでしたね。
ハルユキvsクロム・ディザスターでの
ハルユキの飛び蹴りがカッコよかったです。

次回はいよいよチユリのブレインバースト参戦かな。
またまた女難的な意味でのトラブルの予感がしますね。