アクセル・ワールド #10 Activation；出撃

アクセル・ワールド　第10話。
クロム・ディザスター狩りのスタート、のはずが・・・。
以下感想

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親子

バーストリンカーの親と子の関係。

いっぺんに姉（黒雪姫）と妹（ニコ）ができてウハウハなハルユキですが、
当然そんな幸せな時間は長くは続かない。
タクムの必死の説得の結果、
チユリもブレインバーストをコピーインストールすることで
バーストリンカーになることに。
ゲームには興味なさ気なチユリですが、
散々仲間はずれにされてついにしびれを切らしたかｗ

バーストリンカーが持つブレインバーストのコピーライセンスは1回のみ。
つまり全バーストリンカーはたった一人の親にしかなれない。
加えて親子は必然的に互いのリアルが知っている。
親子は強固な絆で結ばれるが、それは時に呪いになりかねない。
黒雪姫がここまで憎悪する存在とは・・・、
黒雪姫の親って一体どんな人物なんでしょうね？

二代目赤の王であるニコは、先代赤の王を倒した黒雪姫のことを、
別に憎んでいたりはしていない。
むしろ赤の王になるチャンスをつくってくれて感謝している。
それどころか本気でレベル10、
ゲームのエンディングを目指している黒雪姫に一目を置いている。

加速世界への執着、ヌルイ対戦ごっここそがブレインバーストの本質を歪め、
クロム・ディザスターの誕生を引き起こしてしまった。
まぁ一度築き上げた地位や居場所を失いたくないという気持ちはわかるなぁ。
しかしエンディングをむかえることなく終わってしまうゲームほど
悲しいものは他にない。
エンディングという目標がなければ、
どんなゲームであれいずれ熱が冷めてしまいますよね。

狩場

ハルユキたちのクロム・ディザスター狩りがスタート、のはずが・・・。

レベル4以上が訪れることができる「無制限中立フィールド」
制限時間もマップ面積も無制限で、
エネミーと呼ばれるNPCが出てるく「狩場」
みんなで協力して狩りとか、モン○ンみたいで楽しそうだなぁｗ

エネミーを倒すことでバーストポイントを得ることができる。
不可侵条約のせいでバーストリンカー同士の戦いが
活発さを失っている現状において、
無制限中立フィールドは上を目指すための真の戦場。
エネミー狩りに現れたバーストリンカーこそが格好の標的、
クロム・ディザスターのもとへと向かうハルユキたちは、
「黄の王」イエロー・レディオの奇襲を受ける。

あぁなるほど、この黄の王こそがニコの言っていた
「不可侵条約を結びながらも密かにレベル10を目指す王」なのでしょうね。
要はハルユキたち（正確にはレベル9である黒雪姫とニコ）が
レベル10を目指す黄の王の標的とされてしまったわけなのでしょう。
おそらくニコのみをハメるつもりだった黄の王としては、
まさかの黒雪姫の登場には笑いが止まらないでしょうね。

これは予想なのですが、黄の王は前回のクロム・ディザスター狩りの際、
「災禍の鎧」を密かに入手しそれを他の王に隠していたのでしょう。
で、それを別の王が率いるチームのメンバーに言葉巧みに渡してやる。
するとそのチームの王はクロム・ディザスターを止めるために
ノコノコと無制限中立フィールドへとやってくる。
あとはその王に「災厄をまき散らした元凶」とでも因縁付けて、
クロム・ディザスター共々狩ってしまえばOK。
なかなかに狡猾で高い野心を秘めた王みたいですねぇ黄の王は。

まとめ

今回はクロム・ディザスター狩りのスタート、のはずが、
黄の王の登場によって一同は一挙ピンチに。
おそらくレベル10を目指しているであろう黄の王の
狡猾な立ち回りが素晴らしかったですね。
まぁ現状ではただの予想でしかないんですけど。
あと黒雪姫の親の存在がすごく気になってきましたね。

この窮地をハルユキたちはどう切り抜けるのか、
そしてクロム・ディザスターを止めることはできるのか？
に期待ですね。