2012冬終了アニメの評価。
今回はパパのいうことを聞きなさい! 、あの夏で待ってる、
アマガミSS+plus、Persona4 the ANIMATIONについて。
前回は
こちら※6/4
企画記事参加のためタイトルを変更しました。
パパのいうことを聞きなさい!
ストーリー・・・2
キャラクター性・・・3
画・・・4
演出・・・3
音楽・・・3
総合的な評価・・・3
総合点・・・18三姉妹との一つ屋根の下で繰り広げられるドタバタコメディ
・・・かと思いきや笑うに笑えない苦境の連続だった作品。
多分私以外にも上記のような期待を放送前に抱いていた方は多いはず。
視聴者のニーズと若干ズレた作品となってしまったかなぁという印象です。
で、こういった印象を受けることになった最大の原因としましては、
「微妙にリアリティのあるトラブル」と「ご都合主義的な解決方法」
にあると思います。
小さな女の子とのキャッハウフフを描きたいのであれば
変にリアリティを追求しないほうがよかったでしょうし、
仮想家族が力を合わせて障害を乗り越えていく様を描きたいのであれば
ご都合主義で投げやりな結末にしてしまうのはダメでしょう。
要するにリアリティとご都合主義のどっちつかずとなってしまったのが
よくなかったんじゃないかなぁと思います。
とはいえ苦境に陥った4人に手を差し伸べてくれる
「周囲の人間の優しさ」についてはよく描けていたと思います。
というかこの作品が表現したかったのはそこだったのだろうなぁと。
ロ研のメンバーに大家さん、親戚の方々、合唱部の部長さん、
とにかく優しい脇役に溢れた作品でした。
確かにまだ若いのに必死に頑張る4人のことは応援したくなりましたし、
この作品は彼女たち脇役の視点から楽しむものだったのでしょうね。
このことに気づくのがちょっと遅かったかなぁと軽く反省しています。
ベストエピソード
第10話 私の青空ベストキャラクター
小鳥遊空(CV:上坂すみれ)あの夏で待ってる
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・4
画・・・4
演出・・・5
音楽・・・5
総合的な評価・・・5
総合点・・・27宇宙人の女の子と地球の少年の一夏の恋。
この作品はとにかく登場人物全員の心理描写が秀逸でしたね。
報われないながらも、報われないとわかっていながらも、
最初から最後まで一貫して想い人のために必死だった柑菜は
本当の本当に素晴らしい悲恋系ヒロインでした。
美桜は美桜で
中盤での告白を経てすごく立派に成長してくれましたし、
哲郎も哲郎で苦悩し続けながらも先に進むことができた。
檸檬は恋愛模様の傍観者として
イイカンジに周囲を引っ掻き回してくれましたし、
主人公の海人は中盤以降見事なまでの男気で魅せてくれました。
ただ肝心のメインヒロインであるイチカの魅力が弱かったですねぇ。
物語早々から柑菜に、中盤からは美桜にさえ完全に負けていましたね。
何の努力もせず海人からチヤホヤとされたところ、
それでいて悲劇のヒロインぶっていたところが
個人的にはちょっと・・・。
それと今思えばイチカの宇宙人設定自体も
あまりよろしくなかったかなぁと。
宇宙からの追手やらMIBのトンデモロボ登場やらは
面白かったのは確かですけどちょっとやりすぎだった気がします。
まぁ何はともあれ私的今期一番のヒロイン、
谷川柑菜が素晴らしすぎだった作品でした!w
ベストエピソード
第9話 せんぱいベストキャラクター
谷川柑菜(CV:石原夏織)アマガミSS+ plus
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・5
画・・・4
演出・・・4
音楽・・・4
総合的な評価・・・5
総合点・・・262010年の夏から半年間放送されたアマガミSSの第2期。
当然ながら前作の続編なわけで、
基本的に純一とヒロインがくっついた後のエピソードなので、
恋人となったヒロインたちが前作以上に可愛かったですね。
特に七咲と紗江と絢辻さんが素晴らしすぎでした!
放送当初は各ヒロインあたり2話ずつしかないなんて
尺足りなさすぎて物足ねーんじゃないのと思っていましたが、
ふたを開けてみれば十二分に楽しむことができましたね。
中だるみ皆無で程よい尺だったと思います。
各ヒロインの特徴を最大限に表現した各エピソードは、
どれもこれも一味違ってバラエティ豊かでしたね。
2週に一回はクライマックスがやってくるのですから、
そりゃ盛り上がってばっかりですよね!w
唯一不満があるとすればやっぱり梨穂子編かなぁw
彼女だけあまりにも扱いが雑というか、
そもそものスタートラインがおかしかったですよね。
上記のなつまちの柑菜もそうなんですけど、
幼馴染=不遇な立ち位置というのは近年のトレンドなのかなww
ベストエピソード
七咲逢編 後編 トウソウベストキャラクター
七咲逢(CV:ゆかな)Persona4 the ANIMATION
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・4
画・・・4
演出・・・5
音楽・・・5
総合的な評価・・・4
総合点・・・26独特のスタイリッシュな世界観が持ち味の作品。
特にゲーム原作の作品なだけあって
音楽面のセンスがバツグンによかったですね。
キャラの個性、ストーリーや設定、バトル要素など、
あらゆる面でスキのない作品だったと思います。
個人的にとにかく意外だったのが日常パートの面白さ。
主人公鳴上悠とその仲間たちのやりとりがバツグン、
もういっそバトル展開がいらないんじゃないかと思うレベルw
それとバトルや日常会話のみならず
謎解き要素もあったのも良かったですね。
そして特筆すべきはやっぱり主人公鳴上悠のキャラクターでしょう!
ゲーム原作の主人公らしく無個性無主張のキャラかと思いきや、
シュールな発言や行動ばかりである意味一番キャラが立っていた。
それでいてこのキャラの真骨頂は他のキャラとの絡みであり、
他のキャラの良さを最大限に引き出すことができていた。
これまでありそうでなかった素晴らしい主人公でした。
ベストエピソード
#18 Anniversary to Become a Familyベストキャラクター
鳴上悠(CV:浪川大輔)
長くなりましたので
別記事に続きます。
- 関連記事
-
にほんブログ村