あの夏で待ってる 第12話 あの夏で待ってる。

あの夏で待ってる　最終話。
海人とイチカの一夏の恋の行方は・・・。
以下感想

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あの夏を忘れない

海人とイチカはついに「イメージの場所」へと辿り着く。

親友であるイチカのために足止めを務める檸檬。
「あぁ、この流れだと次はりのんの出番かなぁ」
とか冗談で考えてたら本当にそうなったｗｗ
檸檬先輩の保有するトランスフォーマーについては
なんかもうツッコむのもめんどくせぇｗｗ

先へと進む海人とイチカは電車の中でイチャイチャモード。
いいシーンではあるもののさすがに長くてしつこいなぁ、
そしてお別れフラグすぎるなぁ。

あちこちで大ピンチな囮役の皆様ですが、
ここで檸檬が所属するMIB（メイ・イン・ブラック）が到着し皆を救出。
MIBってマジで実在したんだなぁｗｗ
というかもう何のアニメか本気でわからなくなったきたｗｗ

「イメージの場所」へと到達した海人とイチカは、
そこで二人はイチカに刻まれていた記憶を見るものの、
肝心の「宇宙人の痕跡」はすでに風化していた。
よってイチカは宇宙へと連れ戻されることに。
あの周囲に浮かび上がっている謎の光みたいなものは
宇宙人の痕跡にはならないのかなぁ？

イチカに刻まれていたイメージの持ち主もまた、
イチカと同じように地球にやってきた地球人と恋をした宇宙人。
叶わないながらも消し去ることはできなかったその恋心が、
再び地球人と宇宙人の恋を実現させた。
なんともロマンチックな展開ですね。

「あの夏で待ってる」

イチカがいなくなった後の海人たちは・・・。

イチカに続いていなくなった檸檬からの餞別は
「まだ未完成である映画のフィルム」
後で後悔しないように
どんな思い出も記録し続けているという海人の宣言通り、
映画には海人たちの一夏の思い出が詰まっていました。

そして海人はこれからもカメラを回し続ける。
かつてイチカのご先祖様が残した記憶が、
海人たちの一夏の思い出、映画撮影へと繋がったように、
今度は海人たちが残した映像がまた誰かの心へと宿るのでしょうね。
物語冒頭からの海人の語りの意味がようやく理解できました。

そして何年後か、海人たちの母校の文化祭では、
海人たちの自主制作映画「あの夏で待ってる」の"完成版"が
毎年の恒例となっていた。
うおぉぉ、やっばいなこのラストシーンは、
久しぶりに本気の本気で感動しました！
あえてすべてを描かないことによって、
素晴らしい余韻を残していってくれましたね。

まとめ

海人とイチカの一夏の恋の行方。
檸檬のMIBで度肝を抜かれて、ラストシーンで鳥肌が立ちました。
いやホント、素晴らしいクライマックスでしたね！

個人的にはここまで感情移入できたラブコメってのは多分初めてで、
今期ではトップクラスに楽しめた作品でした。
惜しむべきはヒロインであるイチカのことが、
本当に最後の最後まで好きになれなかったことですね。
まぁどうしても恋敵である柑菜との比較となってしまうので、
イチカのキャラが悪すぎるというよりかは
柑菜のキャラが良すぎたのでしょうね。


作品の総評はこちら。