パパのいうことを聞きなさい! 第12話 世界で一番パパが好き

パパ聞き!　最終話。
裕太の選択と家族。
以下感想

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おいたんと本当のパパ

いまだにパパとママの帰りを待つひなに、裕太たちは・・・。

もうパパとママとは会えないことを伝えたところ、
当然ながらひなは大ショックで泣き出してしまう。
代わりに裕太がお遊戯会に行くと言うものの、
おいたんではパパの代わりにはなりえない。
やっぱり3歳児にはこの事実は重すぎるよなぁ。

「裕太はどう頑張ったってパパにはなれない」
ひなに続いて莱香にまでこのことを指摘された裕太は、
精神的に相当参ってしまったようにも見える。
何をいまさらな・・・、って気はしますけど、
裕太にとっては三姉妹のパパになることが
この生活における最大のモチベーションでしたからねぇ。
こっちもこっちで仕方がないかなぁってカンジです。

祐理&信吾の墓前へと向かう裕太とそれを追う空。
おじさんからの手紙もあって、
空は裕太が4人での生活を辞めるつもりだと勘違いする。
しかし実際は裕太もこれまで通り4人で生活することを望んでいる。

裕太と空の絆の強さを見たおじさんおばさんは、
裕太が三姉妹をもう少しの間預かることを許可する。
おばさんがかつて裕太を見逃したのは「罪滅ぼし」
かつての裕太&祐理を二人とも引き取ってやれなかったことが
いまだに心残りだったみたいです。
裕太の周囲にいる人達は本当にいい人達だかりだなぁ。

家族

ひなのお遊戯会に向けた裕太の秘策は・・・。

かつての祐理は裕太の授業参観に「一人大家族」として登場した。
めっちゃアホっぽいけどめっちゃカッコイイなこの人ｗｗ

何かを思い立った裕太は、莱香に「あの言葉」のお礼を言うと共に
莱香に「俺の妻になってください」と告白。
まぁ当然ひなのお遊戯会における裕太の妻役という意味なのですが、
だったら「ひなのママになってください」でいいはず。
この発言、微妙に裕太は願望まるだしですねｗｗ

そしてお遊戯会当日。
ひなのお遊戯を観ようとロ研メンバーに声優のお姉さん、
さらには商店街の皆様方やおじさんおばさんまで登場。
本当のパパとママはいないけど、
そうじゃないパパとママなら誰よりもいっぱいいる。
にしても、前から気になってはいたのですけど、
ひなって3歳児にしては髪の毛長すぎですよねぇ。

いい人達に恵まれたおかげで、裕太たちは再び家族になれた。
誕生日じゃないけど裕太のサプライズパーティー、
第1話を彷彿とさせる光景ですね。
信吾がパパだった時はこんなにカオスじゃなかったけどｗｗ

その後裕太はおじさんおばさんから元の三姉妹の家の譲渡されたようで、
三姉妹と揃って元の三姉妹の家へと引っ越す。
これで空と美羽の通学の問題もクリア、めでたしめでたしですね。

まとめ

本当のパパにはなれない裕太が選んだ道。
何にせよ様々な問題が丸く収まってくれてよかったですね。

ひなのお遊戯会での登場人物全員参加っぷりが示そうように、
裕太たち4人だけでなく、その周囲の人達を含めて一つの家族。
周囲の人達の気遣いや優しさに感動な作品でしたね。
当然ごく一部（佐古）は除きますがｗｗ


作品の総評はこちら。