輪廻のラグランジェ 第12話 またいつの日か、鴨川で

輪廻のラグランジェ　最終話。
戦いの結末、そしてランやムギナミとの別れ。
以下感想

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輪廻

輪廻を開いたはずのまどかは、
気がつけば謎世界にてユリカノと出会っていた。

この謎空間は輪廻を開いた者しか訪れることができない場所みたいですね。
でもってユリカノは自身の意志でこの世界に留まっているみたい。
これは今のまどかみたいに輪廻を開いた者が
かつての自分と同じように惨劇を引き起こさないよう、
アドバイスをするためかな。

ユリカノとの会話で「自分で選んだやり方で戦う」ことを選んだまどかは、
ランやムギナミの手を引いて空を飛び回る。
なんだかよくわからないんだすけど、
とりあえずまどかが正気に戻って
文明崩壊の危機を回避できたってことでいいのかな？

今回の戦いはまどかのミドリの機能停止、
そしてレ・ガリテの艦隊の地球到着と決着。
ムギナミはディセルマインの不意打ちで負傷したヴィラジュリオを庇い、
そのままレ・ガリテから逃げるように地球を去っていった。
結局おいしいところはディセルマインがすべてかっさらうという、
なんともスッキリとしない終わり方でしたね。

別れ

ランはジャージ部の最後の仕事を終え、自らの星へと帰ることに。

いつの間にやら到着していたレ・ガリテの艦隊、
そしていつの間にやらムギナミの姿がなくなっている。
気になる戦いの顛末は後回し、まずは後日談から入るというこの演出は、
視聴者の意表をつくなかなかニクい演出ですね。

「ムギナミを見つけて、一緒に帰ってくる」
そうまどかと約束を交わしたランは鴨川を去っていった。
二人とも名残惜しそうに何度も何度も手を降るところが素晴らしいですね。
ムギナミに続きランともさよなら、
さすがのまどかもいきなりは「まるっ」とはいきませんでしたね。

そんなまどかにムギナミからの手紙が届く。
惑星間でも郵便って届けられるんですねぇｗｗ
ムギナミのあの元気そうな様子を観る限り、
ディセルマインから不意打ちを受けたヴィラジュリオも無事なのかな。

アステリアの正体は「この宇宙を永久のループに引き込んだ魔女」
つまりは2万年前に地球の文明崩壊を引き起こした張本人で、
ユリカノが言っていた「謎世界から現実へと帰っていった人物」なのかな？
やはりアステリアのウォクスに対する危機感は、
伝承ではなく自身の体験が根っことなっていましたね。

いつかランとムギナミが戻ってくるのを信じて、
今日もまどかはジャージorスク水で人助けに励む。
スク水で海へと突撃していく様は第1話冒頭を彷彿とさせますね。

まとめ

今回は分割1クール目のクライマックス、ランとムギナミとのお別れ。
お別れなだけに全体的に暗めな印象でしたね、
特にラストの「椅子」がまどか一人分しかなかったあたりが。
2クール目のラストではちゃんと三人分の椅子が並んでいるといいですね。

輪廻やらアステリアの正体やらまだまだ謎が多く残されており、
イマイチスッキリとしないのですが、
こんなふうにある程度モヤモヤを残しておいたほうが
2クール目へと繋げやすいのかな。

「まぁこの作品はあくまで分割2クール作品だから」
すべてが「まるっ！」と収まる魔法の言葉ですねｗｗ
てなわけで7月からの2クール目を楽しみに待つとしましょう！

作品の総評
→2012冬終了アニメの評価(偽物語、灼眼のシャナⅢ-FINAL-、輪廻のラグランジェ)