あの夏で待ってる 第5話 先輩はヒロイン。

あの夏で待ってる　第5話。
映画撮影開始とアドリブ。
以下感想

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映画撮影

海人たちは映画撮影を開始。

ヒロインはもちろんイチカ、でもって相手役は哲郎。
行き当たりばったりな檸檬の台本、
ヒロインが宇宙人とか、どう考えても確信犯だよなぁ檸檬はｗｗ
ムダにノリノリな哲郎のアドリブで、
イチカの相手役は哲郎からに海人へと変更。
コイツもコイツで確信犯だよなぁ。

結局監督もカメラマンも檸檬が担当。
とはいえシナリオはまんま今のイチカと海人の関係ですし、
基本設定以外はすべて役者のアドリブ次第、
いわば5人の恋のシミュレーションみたいなものになりそうですね。
なんだかんだであまり映画の展開に干渉してこない檸檬は、
この作品で最も視聴者に近い目線のキャラでしょうね。

「行きたい場所がある」というイチカの目的を覚えていた海人。
とってもイイカンジの二人ですが、それゆえに柑菜は入り込みづらい。
哲郎に自分の想い人がバレていることにようやく気づいた柑菜、
自分の恋を応援してくれるお返しに哲郎の恋も応援するだなんて、
この柑菜の発言はあまりにも残酷すぎる・・・。

雨

雨の日、映画撮影は中止ですが、
柑菜が野沢菜片手に海人宅に訪問。

仲睦まじいイチカと海人を見て、
留学してきたイチカに「どのくらいここにいるのか？」を聞く柑菜。
帰り道、どうしてあんなこと聞いちゃったんだろうと自己嫌悪し涙する。
さすがの柑菜もすでに海人の気持ちがイチカに向いていることに
気づいてしまっているのでしょうね。

その後柑菜は待ち伏せしていた哲郎と会話。
映画撮影でギクシャクしちゃうから告白なんかできない。
この気持ち、人を好きになんないとわからない、哲郎にはわからない。
だからその発言は哲郎には禁句だって、残酷すぎるって！

アドリブ

夜、哲郎は海人に柑菜の気持ちを伝える。

柑菜はあくまでいつもの谷川柑菜でいることを、
仲間内での自らの役割を演じ切ることを選ぶ。
しかし対する哲郎はお得意のおせっかいで、
柑菜本人の気持ちすら無視したアドリブで人間関係を動かす。
哲郎も哲郎で相当モヤモヤが溜まっていたのでしょうね。
柑菜以上に行動的な性格なのと、そこへさらに柑菜の発言が重なって・・・。

膠着気味な人間関係を劇的に変えかねない
貴重なキッカケをつくったことについてはグッジョブ。
しかし自分自身の想いをまったく表に出そうとしないあたり、
海人の恋と柑菜の恋、相容れない二つの恋を
同時に応援するあたりが卑怯ですよね。
こんなふうにいつまでも道化を続けていたら、
哲郎はこの先も絶対に報われないだろうなぁ。

柑菜の気持ちを知り困惑するであろう海人の今後も気になりますが、
それ以上に気になるのがこのやりとりを盗み聞きしていたイチカですね。
イチカには宇宙人であるという真実と、
いつかはこの街を離れなければならないという宿命がある。
これらの要素がイチカにとって負い目となり、
自分から身を引いてしまうことも大いに考えられますね。

まとめ

映画撮影と同時に大きく動き出した恋模様。
今回の哲郎のアドリブのによって各々の恋の行方が
より一層予想できなくなってきましたね！
こうなってくると今まで本筋に絡んでこなかった
美桜の動向が気になってきます。

次回は待望の水着回。
女性キャラの水着姿と今回の哲郎のアドリブの余波が楽しみです。