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輪廻のラグランジェ 第5話。
生じる亀裂と鴨川に来た男。
以下感想
ランとムギナミ、そしてまどか
まどかを守るためにムギナミを警戒するラン、
そんなランをあざ笑うかのような奔放っぷりのムギナミですが・・・。ムギナミが地球にやってきた目的は、
「お兄ちゃん」のためにウォクスのメモリアを入手すること。
やっぱりムギナミのメモリアはとんでもないところにw
そしてメモリアを簡単に入手できちゃうムギナミも
やっぱり普通の存在とは思えません。
ランの祖国とムギナミの組織は戦争中。
そしてこのままだと鴨川がその戦火に巻き込まれることに・・・。
「どうせ戦争は避けられない、だからお互いもうちょっと楽しも」
とぼけた性格のムギナミらしいといえばらしいのですけど、
この発言だけはどうにも好きになれませんねぇ。
自分が戦争の火種になっていることがわかっていながら、
そのことに何の罪悪感も抱いていないあたりが特に嫌です。
何よりムギナミって「お兄ちゃんのため」と言いながら、
結局は自分一人のことしか考えていないようにしか思えません。
現時点ではジャージ部魂から一番かけ離れたキャラかもですね。
この戦争はあくまでランとムギナミの問題であって、まどかは関係ない。
確かにそのとおりといえばそのとおりなんですけど、
だからってまどかを一人除け者にして
二人で勝手に話を進めるのはあまりにもそっけないですよね。鴨川が戦場になる時点でまどかも無関係ではないわけですし、
なによりまどかは二人のことを本当に同志だと思っているわけですし。
これまで一人でジャージ部を切り盛りしてきたまどかにとって、
ジャージ部の同志が二人もできたのは本当に嬉しかったはず。
ジャージ部での生活を「楽チンな生活」と言い放ったムギナミはもちろん、
まどかに余計な不安や心配を与えないためとはいえ
伝承をはじめあれこれと秘密を残しているランもまた、
まどかのそういった好意を踏みにじっていると思います。
そういう意味では、ムギナミはもちろんのこと、
ランもまだ完全にはまどかの同志になったとは言えないのかも。
ヴィラジュリオ
鴨川にヴィラジュリオと名乗る男が現れる。昼間っからヴィラジュリオと酒盛りしていた叔父さんを叱りつけるまどか。
まどかってこんなに怖い顔できたのか・・・、
というか女子高生らしくオッサンには当たりが厳しいんだなww
ヴィラジュリオの正体はムギナミの「お兄ちゃん」で宇宙義賊の頭領。
そしてヴィラジュリオはランとも浅からぬ因縁があるようで・・・。
まどか同様ヴィラジュリオも
ランとムギナミの和解には必要不可欠となってくるキャラでしょうね。
メモリアを入手したムギナミを強烈に突き放すヴィラジュリオ。
正直に言ってしまうとこのシーン、かな~りスカっとしました!w
だってヴィラジュリオがムギナミにやったことは、
ムギナミがまどかにやったこととまんま同じなんですもの。
因果応報ってやつですよ。
今回ヴィラジュリオがムギナミを突き放したのは、
むしろムギナミに自分のやったことの残酷さを
身を持って認識させるためじゃないかとさえ思えます。義賊の頭領という設定と冒頭のロリランとのやりとりから、
今回のヴィラジュリオが彼の本当の姿とは到底思えないんですよねぇ。
となると気になるのは今回ヴィラジュリオが鴨川にやってきた目的。
ウォクスを入手することが目的であるのは間違いないでしょうけど・・・。
それとかつてはランと親しくしていたヴィラジュリオが、
キッスの頭領となった経緯も非常に気になりますね。
ヴィラジュリオに突き放され帰る場所を失ったムギナミ。
これまで「お兄ちゃん」のためだけに動いてきたであろうムギナミが、
今度は自分自身の意志でどのような道を選ぶのかが楽しみですね!まとめ
これまでの明るく爽やかなノリとは一転、
結構唐突にシリアス成分大増量となった今回。
ヴィラジュリオ投入によって明らかになった各キャラの関係性と、
ジャージ部3人のそれぞれの考え方の違いが非常に興味深かったです。
帰る場所を失ったムギナミの決断にヴィラジュリオの真意、
そしていよいよ3機揃い踏みとなるウォクスと、
次回は見所がいっぱいでしょうね。
非常に楽しみです!
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