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シャナ3期 第15話。
雨中の逃避行と尊い犠牲―――。
以下感想
大切なものを護るために
救える者は救わねば正気を保っているフレイムヘイズはわずか、
だからこそそのわずかな人員で逃げる以上の責務を負う。
ザムエルが仲間たちへの目印として塔を建造し、
大地の四神の一人センターヒルが敵の追手を叩く。
センターヒルの自在法は敵の連携を阻害する「雨」
倒した敵を樹木として大地に還元させるとは、まさしく大地の神ですね。シャナ&マージョリーはバル・マスケ大将のシュドナイと相対妙に消極的な戦い方のシャナたちに違和感を感じるシュドナイ。
あまり刀を使わず炎で牽制しているあたりがあからさまですよね。
さらにセンターヒルまで加わり、シュドナイはシャナたちの狙いに気づく。
キマイラっぽい化物になったり竜になったり変幻自在なシュドナイ、
「千変」の二つ名は伊達じゃありませんね。
大地の四神センターヒル参戦の理由ザナドゥが創造され徒がこの世界からいなくなれば、
少なくともこの世界が荒らされることはなくなる。
しかし大地の四神にとって世界とは、
紅世にこの世界、両界の狭間、新世界、すべてを包括するもの。
なるほど、ザナドゥ創造は大地の四神の言うところの「世界」にとって
「問題の引き延ばし」でしかないわけなのか。
マージョリーの復活まんまとワナにハマったシュドナイですがあっという間に封印を破る。
シャナたちは飛来してきたサーレ&キアラのコンビに回収され戦線離脱、
センターヒル一人が残りシュドナイの足止めをする。
案の定単身シュドナイに挑み死ぬ気まんまんなセンターヒル。
徒に心底恐れられる大地の四神の一人でもこのザマとは、
どんだけバケモノなんだよシュドナイは。
今回の策は逃走ではなく隠匿天道宮は地底深くに隠されており、
それをセンターヒルの自在法で地形ごと覆い隠す。
ザムエルの塔は仲間を地底の天道宮に逃した後わかりやすい標的。
敵に「天道宮には逃げられた」と錯覚させるための時間を稼ぐため、
センターヒルは自在法を維持し戦場にとどまり続ける。
ザムエルとセンターヒル、二名の尊い犠牲が前提の作戦、
ザムエルの最期はホント悲しかったなぁ・・・。まとめ
雨中の決死の逃避行。
戦意を失った仲間たちを救うために自ら犠牲となった
ザムエルとセンターヒルの生き様に心打たれました。これまで大した思い入れもなかったはずなのに・・・、
今思うと本当に亡くすのは惜しいナイスミドルたちでしたね。
ぶっちゃけ、役立たずになったフレイムヘイズたちなんかほっといて、
この二人が生き延びたほうがよかったんじゃ?とは思いますw今回驚いたのがシュドナイの圧倒的実力。
最終的には1対4、強者ぞろいが相手ながら余裕綽々なその態度、
バル・マスケ大将の肩書きは尋常じゃありませんね。
それでも遅れてきたサーレ&キアラも加えて1対6で戦えば、
何人かは犠牲になったとしてもシュドナイを討ち取れたんじゃないかなぁ。
天道宮へは行かず戦線を離脱したシャナたちは、
大地の四神の残る3人のもとへと向かったのかな?
そもそもセンターヒルがゾフィーと一緒にいたのはおそらく
大地の四神が戦争に参戦すべきかどうかを見定めるため。
そのセンターヒルの遺志とあらば、
残る3人もシャナたちの強力な味方となってくれるのは確実でしょうね。
バル・マスケとの戦争はフレイムヘイズ側の敗北でいったん一区切り。
今後悠二は神体が安定した後にどこかへ向かうみたいですが、
大命の実現場所、最終決戦の地はやはりはじまりの地である御崎市なのかな。次回はシャナたちフレイムヘイズがバル・マスケ相手に
対抗しうるだけの力と策を入手できるかに期待ですね。
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だけど、四神の中では戦闘は得意じゃない最弱な男です。そう、最弱です。
最弱な彼一人で本気のシュドナイを15分も足止めできるのは、センターヒルは間違いなく最強クラスです。
他3人も無数の徒の群れにも怯まず、逆に大殲滅で地獄絵図を作ります(笑)。
シュドナイは最強格のシャナ、マージョリー、ヴィルヘルミナ、センターヒルを同時に相手にして優勢に戦うほどです。
原作のシュドナイは本当に変幻自在に変身しまくりです。ただ再現するのは技術的な限界があるんでしょうね。
シュドナイは神様など規格外を除けば最強の徒です。
ザムエルもセンターヒルめ漢ですよね(笑)。原作通りに、センターヒルもザムエルも見事な散り際でした。
佐藤にはセンターヒルかザムエルの代を継いで、マージョリーと末永くいちゃこいて欲しいですよ。