Persona4 the ANIMATION #12 It's Not Empty At All

ペルソナ4　第12話。
ひとりぼっちの男を相手に、これまで築いてきた絆が試される―――。
以下感想

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絆

ゲーム感覚で悠たちを挑発する美津雄
目指すはエンディング、男はみんなゲーム好き。
やはりこのタイミングで挑戦状を叩きつけた美津雄は犯人候補、
しかも完二に対して悪口を言い、りせとも接触していた。
警察から逃げるためにテレビに逃げ込んだと考えれば
つじつまも一応あうっちゃあいますし。

事件終了、悠たちはオムライス対決で打ち上げ
しかし雪子が家の用事で参加できず打ち上げは流れる。
事件終了でみんなバラバラ、でもまた集まろう！
しかし悠は来年にはもうこの街に居ない、
にしても高校3年生でまた転校とかめんどくさすぎますね。

時が経つにつれ、悠たちの関係は風化していく
クマはテレビの向こうへと帰り、
りせや完二は悠たちから離れていく。
千枝や雪子はバスケ部の二人とお勉強で、
陽介はバイトが忙しい。
いつしか悠はマヨナカテレビを求めるように、
事件であれなんであれ、
またみんなと元通りになれるキッカケが欲しかったんだろうなぁ。

そんな悠のもとにシャドウ襲来
応戦しようとするものの仲間たちとの絆の証であるアルカナが発現せず。
絶体絶命な悠ですがそこへ陽介が手を差し伸べる。
これまで悠が見ていたのはすべて美津雄のシャドウによる幻覚、
ひとりぼっちな男の嘆きですね。

俺は空っぽじゃない！
仲間との絆を取り戻した悠はペルソナ総動員で美津雄のシャドウを撃破。
こうして一連の騒動は決着、犯人美津雄の動機は「目立ちたかった」
美津雄のシャドウは今までとは違いそのまま消滅、
まぁ別に「もう一人の自分」と向き合ったわけでもないですし、
まず悠たちの仲間にはならないでしょうし別にいっかｗｗ

事件終了、悠たちは今度こそ本当にオムライス対決で打ち上げ
女性陣3人のオムライスは予想通りヒドい有様、
リアクションからして雪子のが一番マシみたいですねｗｗ
そしてどんなゲテモノでも笑顔で「おいしい」と言う菜々子、
どんだけいい娘なんだよまったく！
そして奈々子とクマは「また遊ぼう」と約束、
クマにも現実世界に留まる確かな理由ができてよかったですね。

まとめ

ひとりぼっちの男美津雄によって
悠がこれまで築きあげてきた絆が試された今回。
一年間というリミットがある悠は、
事件解決によって仲間との絆が風化することを
無意識に恐れていたようですね。
今回美津雄のペルソナによって見せられた幻覚は、
悠が胸の内に秘めていた不安の表れでもあったと思います。

そんな悠の不安を払拭したのはやはり仲間との絆だった。
心の奥底にあった「カベ」を打ち破り、
陽介と名前で呼び合えるようになった悠、
いやぁ、イイハナシだなぁ～。

事件の犯人として今回倒された美津雄ですが、
やはりコイツが真犯人とは到底思えませんね。
そもそも美津雄は前回の時点で警察に出頭しようとしていた、
それなのになぜ今回テレビの向こう側の世界にいたのか？
美津雄は「目立ちたい」「誰かにかまってもらいたい」という心理を
他の誰かに利用されただけの「道化」ではないかと思います。

ともかく事件はとりあえず一区切り、
これまでの悠たちの戦いを総決算した節目でした。
次回以降はひとまずコミカルな日常パートを楽しめそうですね。