境界線上のホライゾン 第8話 全域の支持者

境界線上のホライゾン　第8話。
以下感想

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正義

トーリの策は「正純にホライゾンを救い出すメリットを答えさせる」
討論である以上正純は聖連側ながら、トーリの意見
「ホライゾンを助けに行かない」に反論しなければならない。
立ち位置にとらわれている正純を
強引にホライゾン救出へと引っ張り出してくるとは、
一見バカのくせに恐ろしく頭がキレますね。
いや、これは正純の父親の入れ知恵なのかな・・・？

「ホライゾンが三河の君主として責任をとる必要はない」という正純と、
K.P.A.Italiaの教皇総長インノケンティウスの討論
「対論と並べあい」に持ち込むインノケンティウスの策を逆手にとり、
正純は聖連と3つの平行線を守ることで対抗。
しかし争いを望んでいない聖連側と、
「大罪武装をすべて統括制御できる大罪武装」であるホライゾンを
救出しようとする武蔵との間には「平行線」が存在しない。
なるほどなるほど、よくわからないけど
高度な駆け引きをしていることだけはよくわかりました。

圧倒的不利な正純、しかしトーリはそんな正純に絶対の支持をする
そして正純が見出した「ホライゾンを助けるための正義」とは、
「武蔵は大罪武装をすべて集め、末世、世界を救出する」
末世解決という大義名分を掲げた正純に
K.P.A.Italiaの副長ガリレオが襲いかかるが、
そこへ本田・二代が割って入る。
まさにナイスタイミング、めちゃカッコイイなぁ二代は！

まとめ

小難しい討論がメインだった今回。
頭が弱いためあまり内容は理解できなかったのですが、
逆に正純の凛々しさと可愛さ、トーリのかっこよさに目がいきました。

正純の掲げた大義名分のおかげで、
「ホライゾンの救出」「末世の回避」「大罪武装の収集」「聖連からの独立」
物語の重要な要素が見事につながりましたね。
まさにパズルの最後の1ピースがカチリとハマったカンジ。
小難しい設定がシンプルな一つの目的に集約されるというのは、
なんとも快感ですね！

自分では何もできない武蔵のリーダー、葵・トーリ。
何もできないからこそ仲間を頼る大切さをよく知っており、
また自分に力を与えてくれる仲間に対して
全幅の信頼を寄せることができるのでしょう。

仲間たちもトーリがリーダーだからこそ、
「自分が頑張らなければ」と奮起し、
「理解者がいることによって生まれる安心感」から堂々と振る舞える。
雰囲気タレント揃いな武蔵を統べる者として
トーリ以上の人材はいないでしょうね。