Persona4 the ANIMATION #04 Somwhere not here

ペルソナ4　第4話。
鳥かごと雪子姫、そして王子様―――。
以下感想

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雪子と鳥かご

雪子を救おうと張り切る千枝
まさに男勝りといった活躍をする千枝のペルソナ、
陽介のよりも頼り甲斐がありそうですｗｗ
そして3人は雪子のシャドウを発見、
相変わらずの王子様好きでテンションMAXですねｗｗ

天城雪子は「鳥かごのなかの鳥」
級友たちとは違って実家の旅館の仕事に追われる毎日、
そんな雪子をいつも助けてくれる王子様が千枝。
飼っていた小鳥を自分自身のようだと思っていた雪子、
しかし小鳥は雪子のカギのかけ忘れもありにげ出してしまう。
「鳥かごの中でしか生きられない」
そう思い込まなきゃやってられないほどの環境とは、
さすがに同情してしまいますね。

雪子と王子様

千枝は雪子にとって強くて素敵な王子様、だった
千枝でさえ、自分をこの鳥かごの中から連れ出してはくれない
そして他力本願で自分勝手な醜いもう一人の自分を認められない雪子は
シャドウによって鳥かごへイン。
千枝な王子様ではないかもしれない、
だけど千枝が雪子のことを大切に想ってくれていることにかわりない。
まぁでもその優しさにも気づけないほど
今の雪子は追い詰められてしまっているようですね。

千枝は自らの本心をカミングアウト
ずっと雪子のことがうらやましかった千枝、
千枝のカミングアウトを聞いた雪子も自分の本心と向き合うように。
鳥かごのカギを掛け忘れたのは雪子、
だけど最後の一歩を踏み出したのは小鳥自身、
その事実が悔しくて認めたくなかった。
小鳥と鳥かごはまさに雪子のコンプレックスの象徴ですね。

怖がる必要なんてどこにもない、雪子は自力で鳥かごの外へ
そして悠たち3人は雪子のシャドウを撃破、雪子の救出に成功。
クマからのプレゼント「鼻眼鏡」を千枝に着用させて大爆笑する雪子、
もう一人の自分を認めたからか雪子姫の部分が出てきましたねｗｗ

まとめ

今回は雪子と千枝がそれぞれのコンプレックス、罪悪感を克服する様と、
親友同士の強い友情、絆に感動した回でした。

ずっと王子様に連れ出してもらえることを期待していた雪子姫。
自分勝手で他力本願な欲望ですが、
周囲の期待や厳しすぎる環境を考えてみると
王子様を期待してしまうのも仕方がないのかもなぁと思えてきます。

そんな雪子も最後には自ら鳥かごから出ることができた。
そのカギを、勇気を与えてくれた千枝は
間違いなく雪子にとって王子様ですね。