灼眼のシャナⅢ-FINAL- 第4話 再会と、邂逅と

シャナ3期　第4話。
「祭礼の蛇」となった悠二はシャナたちと対峙―――。
以下感想

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「祭礼の蛇」と「銀」

祭礼の蛇、坂井悠二
「祭礼の蛇」とは太古の昔、別世界へと追放された、
「天罰神」アラストールと対を成す伝説のバケモノ「創造神」
それが悠二と融合することによってこの世界に帰還を果たした。
盟主無きバルマスケが活発に活動するのも当然な理由、
これはフレイムヘイズ側の油断が生んだ結果ですね。

シャナだけに用がある
悠二はマージョリー、ヴィルヘルミナを「銀の檻」で足止め
相変わらず銀色の炎は気持ち悪い見た目をしてますねｗ
さらに悠二は「銀」への復讐に燃えるマージョリーに精神攻撃。
マージョリーの復讐の相手『銀』は徒でも何でもなく、
強烈な感情を採取するだけのただの「モノ」「代行者」
今の祭礼の蛇の帰還に関わるパーツということなので、
コイツを使って異世界にいる祭礼の蛇は悠二と融合しているのかな？

心の根幹をくじかれ、発狂するマージョリー
マルコシアスとの契約も解除されかけ命の危機に。
要するに「殺したい相手(銀)の正体は自分自身みたいなものだった」
「だったらフレイムヘイズになった意味がないじゃん」
ってカンジみたいですね。
それでも今のマージョリーには復讐だけでなく佐藤や田中の存在もあるから
ギリギリのところで踏みとどまれたようです。

世界を変える

邪魔者の排除は完了、悠二とシャナは二人きりに
悠二の振る舞いを見て雄二の討滅を決意するシャナ、
しかしシャナの戦い方をよく知っている悠二には通じず。
新技の「炎の腕」でさえ今の悠二には無効、
これは単純に力の差でしょうか。

家族を、みんなを、そしてシャナを守るために
「この世の本当のこと」を変える
それこそが悠二が祭礼の蛇と手を組み、シャナたちと敵対する理由。
かつて世界の不条理に巻き込まれ一度は命を落としながらも
運良く生きながらえた悠二ならではの願いですよね。

悠二はシャナを撃破し、連れ去ります
「ハリダン」を回収しに吉田たちのもとへ現れた悠二。
手紙云々の件は吉田ではなくシャナを選んだというメッセージでしょうか、
相変わらず報われないなぁ吉田は。

まとめ

祭礼の蛇となった悠二の戦い。
フレイムヘイズ二人はあっさり精神崩壊&あっさり足止め完了で
期待していた「3人相手の大立ち回り」はあまり観られませんでしたが、
悠二とシャナが真正面からぶつかり合うところはすごくアツかったですね！

「祭礼の蛇」とは「創造神」
でもって悠二の目的は「世界そのものを変えること」
この二人が手を組むのも納得ですね。

その「創造神」と対を成すのが「天罰神」であるアラストールで、
そのアラストールのフレイムヘイズはシャナ。
今回悠二がわざわざシャナを連れ去ったのは
これからの戦いに巻き込まないためもあるでしょうけど、
シャナ自体が悠二にとって最大の脅威になりえるからかもしれませんね。
今回は悠二に完敗だったシャナですが、今後のリベンジには期待できるのかも。

孤立無援となったヴィルヘルミナはこの後、
シャナを助け出し悠二を止めるために
他のフレイムヘイズを頼ることになりそう。
フレイムヘイズvsバルマスケの構図が着々とできつつありますね。